縁なのだ + 推敲短歌
2009年 01月 11日
08:34
曼荼羅
での短歌絶叫コンサートが終わったあと、九名ほどで居酒屋へ。終電まで飲む人は飲み、語らう人は語り、電車に間に合う人とまだ飲み明かす人と分かれた。私はもとより電車は関係ない。歌友のテキーラさん行きつけのバーへ流れる。歌人辰巳泰子さんもお付き合い。
夜明けまで短歌の話を中心に表現について話がはずむ。詳しくは書かないが、辰巳さんから自作短歌の評を受ける。「なるほどなあ」と思うが、真似てすぐ受け入れることはかなわない。その評の立つところまで歩いて行って私がそこに立たなければならない。
朝の六時近くまでバーにいて、辰巳さんと私とHOHA君とで三鷹まで歩く。テキーラさんは自転車帰宅。満月だったらしく低い空におおきなサンドブラストを施したような球体が浮かんでいた。三人で井の頭公園を散歩し、玉川上水に沿って三鷹まで。途中、太宰治さんが入水自殺した紫橋で冬の水を見つめる。鴨と赤い鯉が泳いでいた。「寒うないか」と辰巳さんが声をかける。しばらく行くと寒桜が小さいほころびを見せていた。
三鷹のネットカフェからの更新。疲れているので事実報告のみ。深く下りて行ったこの祈りに似た思いを書くにはもう体力がない。ただ縁というものに、今、身を任せているばかりである。
推敲
シ ャ ツ 干 せ ば し と ど に 重 く オ リ オ ン の 弔 旗 と な り て は た め き も せ ず
しゃつほせばしとどにおもくおりおんのちょうきとなりてはためきもせず
只今のながらiPod
COME AWAY WITH ME / NORAH JONES
by alglider
| 2009-01-11 07:34
| 短歌