針の要らぬ時計
2009年 01月 14日
23:45
12日の更新で下の短歌
那 由 他 あ る 星 を 背 負 ふ は 手 の 中 の た つ た ひ と つ を 届 け ん が た め
を載せ「土曜(10日)から日曜(11日)にかけて過ごした愛おしい時間への返歌であり、今年の歌への姿勢となった」などと書かいたものの、次の日から、まったく短歌が浮かばない体たらくである。構えてしまってるとこもあるのだが、まだ、本当に心身が疲れきっている。年をとってからの徹夜、睡眠不足などフィジカルなことでなく、なんだか心この世にあらず状態である。
なぜ、心この世にあらずかと言えば、一歩を踏み出そうとしているからである。アルコール依存症になってからは、極力自分からの働きかけというものを抑えてきたし、また、すごく臆病にもなっていた(上京などはものすごく決心の要ったことなのだ)。いまでも神経不安症やしなあ。でも、それを徐々に解放しようとしているので、心が浮きあがってしまってこの世にない状態なのである。
だれが世界と和解などしてやるものかと思いつつ安心立命を求めるのだから、欲張りで餓鬼の道であるかもしれないし、それもまた凡人の欲かもしれぬ。ただただ誠実にいこう、それにはある程度の戦いも必要なのだ。でも、ただただ誠実にいこう。だから、自らの能動を抑制してきた禁に折り合いをつけながら破る年になるのかもしれぬ。どうか、それが酒への道でないことを念じつつ、少し動きだそうと思う。だが、その手前で、その覚悟だけで、神経は擦り減っていってるのも事実。
ゆっくりだっせパンタタはん、ええでっか、よろしいか、ほないきまっせ。
只今のながらCD
BEHIND THE SUN / ERIC CLAPTON
by alglider
| 2009-01-14 20:03
| 日々是口実