返禮 + 短歌

f0100480_2154731.jpg


23:45

 情けない


 ことばかり書いてゐたら、心ほどけるやふなメールをもらつた。


 さて、ほどけたものをそのままにしてゐては申し訳がたたぬ。


 心づかひを励ましととつて、頑張らうとおもふが、


 ゆつくりなさつてくださいともあつたので、ゆつくり返禮をかんがへる。


 いただいたものは星の夢、星の言葉といふものであつた。


 ああ、そのやうな言葉が届いてゐたのであつたか、


 返禮とはすぎしものを今へと返す禮節。


 あなたからわたしに届けられたものをわたしからあなたへ。


 今まで生きてきたあいだにいただいたものを返す。それが歌だ。


 ずつとやり損ねてきたたつたひとつのこと。

 
 これからはさうしてその道をいかねばならぬ。









今 こ こ に あ る と 思 へ る 乾 し 飯 を い づ く に 蒔 か ん 沼 へ 下 り て





いまここにあるとおもえるほしいいをいずくにまかんぬまへくだりて








只今のながらCD

ONCE AGAIN / BARCKLAY JAMES HARVEST
[PR]
Commented by at 2009-01-30 00:03 x
このところのパンタタさんの歌には、言葉に対する信頼があるやうに思ふ。それは言葉の力をとらまえていると言ふことで、人間への信頼にも繋がるのだろう。
Commented by 高人 at 2009-01-30 12:28 x
何か雰囲気が違ふなと思つたら、歴史的仮名遣ひですね。現代仮名遣ひと違つて、言葉に対するそれこそ「禮節」があるやうに感じました。
さういへば歴史的仮名遣ひでは促音・撥音は小さくしないのでした。
「沼へ下りて」といふところがパンタタさんらしいです。
Commented by パンタタ at 2009-01-30 21:56 x
文さんへ
信頼ですか、一方的であっても置くべきときは置いていかなければならんのでしょうね。まず一歩でござるるるるる........
Commented by パンタタ at 2009-01-30 22:03 x
高人さんへ
旧假名をつかふと雰囲気がかわります。
気持が変異していくやうな気持ちです。
やつぱり「沼」ですか、私が下りてゆくところは、うーん。
by alglider | 2009-01-29 21:54 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
プロフィールを見る
画像一覧