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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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雨に濡れても + 短歌

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23:35

 春に向かつて

 今年はよく雨が降る。

 朝、勢ひよく降つていた雨は、帰りには簫簫とした雨に。

 傘が面倒なぐらいの雨で、

 ささずに歩く。

 月形半平太の心境である。

 雨が降つていなければ、今宵の月様は立ち待ち月か。

 ぽきぽきと折れる思いに添へ木が必要である。


 そして、今日中に寝ること。







雨 の 夜 わ た し は わ た し と 二 人 づ れ 一 人 は 濡 れ て 一 人 は 歌 を





あめのよるわたしはわたしとふたりづれひとりはぬれてひとりはうたを









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THE POWER TO BELIEVE / KING CRIMSON
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Commented at 2009-03-13 23:20
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by パンタタ at 2009-03-13 23:41 x
非コメさんへ
ありがとうございました。
Commented by くも at 2009-03-14 07:53 x
よい歌だとおもいます。人格が分断されるんですかね、ちょっと
心理学がよぎっていて。でも、作者には初句に満足いってない
おもいがあるんではないでしょうか。
Commented by パンタタ at 2009-03-14 18:37 x
くもさんへ
ありがとうございまする。
傘をささずに帰ってきたときの実感そのままが歌になっちゃった。
という感じです。
初句ね、「雨の夜」に思ったことだから「雨の夜」になってしまいましたが、
そう言われると、もう少し意味を込められる気がしますね。
コノタシオン。
by alglider | 2009-03-13 21:40 | 短歌 | Comments(4)