喪服

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23:21

 濃い


 グレーのポロシャツにブラックジーンズ、黒バッグ、黒ビーサン、黒帽子といういでたちで病院へ。お願いだから病院では子供を放置しないでください。走り回ってかないません。私は推理小説を読んでいるのだが、点滴をガラガラと引いてる患者さんの横を子供がパタパタと走って行くと気が気でなく本に集中できません。そんな理由かいな。いやほんま、それでなくても倒れそうな人がゆっくり歩いてはんのに、子供って目の前しか見えてないからなあ……看護師も注意しないから不思議である。


 今日はというか、だいたいが黒っぽい服装なのだが、喪服みたいだなあ、と自分でも思いながら歩いていると、本当に喪服の人たちと出会った。それも三組だから、今日は最低三つの葬儀がどこかで行われていたことになる。双方が歩いてすれ違ったのだから、そういう意味では黒=喪服は生きている者が着る服の色といえる。


 病院の帰り、映画「サブウェイ123」を見る。デンゼル・ワシントンって演技うまいよなあ……そうそうジョン・トラボルタの狂気の演技にも感動、意外だったわ。変わった映画だったけどね。ジョン・トラボルタってフレディー・マーキュリーにちょっと似てるなあって思った。その映画までに一時間ほど間があったので、軽くデパ地下で食事、立ち食いである。隣りお姉さんが白いプラスチックトレーに二つ折りした一銭洋食を前に「いただきます」と手を合わせお祈りしてから食べ始めた。トレーに乗った半円の一銭洋食が、何だか成仏した平目のように見えたりするから、仕草って面白いものだ。へえーっと発見し、感動する。





 ひがんばな生ある者は黒を着て、そんなこんな。






只今のながらCD

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Commented by やねうらねこ at 2009-09-06 06:06 x
>半円の一銭洋食が、何だか成仏した平目のように
なるほど…ヒラメですか。

ところで、一銭洋食って何ですか?
おもしろい呼び名ですね。

>子供って目の前しか見えてないからなあ
確かに…出会い頭の交通事故がよくおこりますよね。こわいこわい…。
Commented by パンタタ at 2009-09-06 11:41 x
やねうらねこさんへ

一銭洋食って、今で言う(どこでも言うかは分からない)、キャベツ焼きor野菜焼き、みたいなものでして.....
関西風ではなくて、平べっちゃい広島風お好み焼きの小さいのをイメージしてください。
直径、そうやなあ...12~15センチぐらい。
一銭というのは、昔、駄菓子屋でも焼いてたようで安い価格を狙ったみたいです。
洋食、というのは昔、ソースを掛けたものを世間で「洋食」と呼んだ時期があったそうです。
という話は、昔、取材でおばあちゃんに聞いた話。
京都に店名が「一銭洋食」という一銭洋食屋があったはず。

病院が遊園地化してしまいます。
電動車イスなんかとぶつかると骨折するね、確実に。
Commented by machi at 2009-09-07 11:39 x
一銭洋食も高いお値段でびっくりします。
パンタタさんお久しぶりです。
いつも拝見していますが久しぶりの書き込みをさせていただきました。
「いただきます」と立ち食いうどんでもどこでも手を合わせますよ(笑)
手を合わせる時、習慣でもあるし食にありつけたありがたさを感じますね。

子どもは昔はおばさんたちが注意していましたね。
そうすると若い親は「おばさんが怒るからやめなさい」と人のせいにしていましたよね。
そんな親に育て上げられた子どもたちも同じように言って子育てしているんかしら・・。
Commented by パンタタ at 2009-09-07 20:53 x
machiさんへ
お久しぶりです。
一銭洋食となるとmachiさんのご登場ですね、笑
高くなりましたね150円ぐらいしますよ。お祭りの屋台ならもっとかも。
手を合わす習慣はいつの間にかしなくなってますわ、私。
小さいころ躾られたのになあ.......
今は子供が子供を育てている感じですね。
躾というものをあまり見かけませんね。
病院でも、電車でも、スーパーでも.......
崩壊しています。
by alglider | 2009-09-05 19:09 | 日々是口実 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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