CD 依存
2009年 12月 05日
15:49
前立腺肥大
の診察に行き、医者に「どうですか?」と尋ねられ、大阪弁で「ぼちぼちでんな」みたいな返事をしてから、困っている症状を告げると「じゃ、薬を変えてみましょう」。一か月一回のペースで通っているのだが、薬の効き目を報告に行ってるようなものだ。診察代はそれほど高くはないのだが、薬代が結構かかる。結構かかりながら改善が見られず、症状に合う薬を探すのだから、呑気な話ではある。新薬なのに漢方みたいだ。
病院から梅田へ。梅田でCD 屋に立ち寄るが珍しくなにも買わず。梅田から京橋へ移動。防寒用のジャケット(ダウンでもP コートでもなんでもよかったのだが)と靴を買おうと思っていた。でも、気がのらない。買い物が楽しくないのである。どちらかと言えば面倒くさい。で、昼を過ぎていたのでミスドで軽く食す。
珈琲を飲みながら、靴(ジャケットは気に入ったのがなかった、違う店を回る気力なし)を買うかどうかを悩む。ん、と悩んでいて気付いた。ジャケットも靴もそんなに高いものを買うわけではないし、それなりの買い替えの時期だから贅沢でもないし、それを買ったから困ってしまう経済状態でもない。でも、選べないし、楽しくない。これって、お酒を飲んでいたときと同質の感情だ、と。
多分、靴を買うお金でCD を買う(今日はCD を買わなかったが)のなら迷うことはない。ああ、ちょっとCD に依存しているな、と理解した。お酒を飲んでいるときは、お金のことは全く気にしなかった。お金が続く限り飲んで、ほかの生活に必要なもの、また少しの贅沢というものにまったく興味がなかった。心にバリエーションがなっかたのである。今日もそんな感じで楽しくないし、何を買っていいかのか?というか、基本的な生活に必要な欲望が欠けている。悟りでも開いているのなら話は別だが、嗜好に依存的偏りが生じているだけである。CD は薬物依存ではないから体の方は大丈夫だろうが、精神の方は危険であろう、救いは自覚的であって自制心がまだ残っているところである。
で、靴を買うのは治療だ、と決心した。安い靴である。前立腺の薬の半額以下である。んで、買って帰宅し、今、アマゾンに注文していたCD の再配達を待っている、うう......
只今のながらCD
A NOD IS AS GOOD AS A WINK…TO A BLIND HORSE / FACES
by alglider
| 2009-12-05 14:30
| 日々是口実