継続は続くなり
2010年 02月 02日
23:01
帰りは
少し風が強かったが、佳き日和の一日だった。夕方、部長さんに呼ばれ仕事の契約の延長がほぼ確実になった。「ほぼ」に一抹の不安が残るが、それは私の心配症、先取り不安によるものだと思う。五月で丸三年の契約が切れるところだったのだが、何とか今の仕事を続けることができそうだ。万歳。今年に入ってもっとも気がかりであったことである。
「ま、真面目に働いたからだよ」と我が身を労う。褒めることはしない。マイナスからの出発をしておりますゆえ。出発、そこは深い悔恨である。闇であって光りは届かない。そこから呼吸法を学び、光りに眼を慣らし、浮かび上がってくる深海魚のような思いだ。しかし継続すればつながってゆくのものがあるのだ。断絶というのは確かにあるが、そこに身を寄せるのは自己憐憫だ。また先だけをみているのでもない。私は振り返ることを決して忘れない、くだらぬよろよろの自分が路傍に転がっているだけだとしても。
お咲きさんは「大丈夫よ」と仕事が継続されることに楽観的だったが、不安もあっただろう。明日はお咲さんの誕生日、前日によい報告ができたことを素直に喜ぶ。明日は二人で寿司を食べに行く。
気にすればそれはないよと気にかかる、そんなこんな気にかかる夜だ。
只今のながらCD
THE LADDER / YES
by alglider
| 2010-02-02 21:09
| 日々是口実