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冠雪・凪 + 短歌(+推敲)

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23:05


沈 丁 花 む せ か へ る ご と 君 を だ く 先 逝 く た め の 祈 り を か く し

じんちょうげむせかえるごときみをだくさきゆくためのいのりをかくし




 雨足が


 弱まったり強まったりの一日。平地につよく降り続いたのち、六甲の山々を望むと冠雪していた。梢の先々が点々と、塩に黒胡椒をまぶしたように見える。低気圧の日は、気が重いし、頭に鈍痛が積もる。春らしい陽の中を歩いてみたい、ってまるで病人である。


 木蓮が咲いている。去年の今ごろを思い出し比較すると、ずいぶんと今年は力が抜けている。気力が落ちた、ということでもないのだが、何だか平板なのである。そら、気鬱の日々も多いのだが、短歌を作るときに意識を心の中に向けると、何だか凪いでいるのだ。不思議な感覚。その感覚に慣れないから、あまり歌ができないし、読む量も減っている。ま、これはこれで。





 いつまでも合わせ鏡の迷子なり、そんなこんな連綿とした夜だ



只今のながらCD

SHADOWS UNBOUND / NATHAN MAHL
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Commented by sabuko61 at 2010-03-11 17:54
北海道は、何もないのに、三月の下旬、木蓮が急に咲いていて火の玉みたいなんです。

春は怖い。
Commented by パンタタ at 2010-03-11 20:55 x

sabuko61さんへ

火の玉って紫木蓮ですね。私は白木蓮が好きです。
去年作った白木蓮の短歌↓

合 掌 し 芽 吹 く 木 蓮 三 月 の 性 善 説 を 捨 て が た く を り

春は怖い、って北海道の人は待ち望んでるものと思い込んでました。人それぞれだなあ....

Commented by sabuko61 at 2010-03-11 21:38
パンタタ殿> 怖いよ。

雪ノ下で、ふきのとうが何かの合図を出していて、急に何でもかんでもいっぺんに凄い勢いで咲き乱れるんです。ぐわぁあああああ!と咲いて、バッサリ枯れます。そして、また深い雪に包まれるの。

頭もおかしくなるはずです。
Commented by パンタタ at 2010-03-11 21:45 x
sabuko61さんへ

>バッサリ枯れます。そして、また深い雪に包まれるの。

噫! 花が咲いてもまだ春とは言えないのか。
ふきのとうに妨害電波出すしかないね。


by alglider | 2010-03-10 21:34 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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