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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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もの忘れ + 短歌

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22:22


ど こ を ど う 歩 い て き た の か ビ ル 風 が 木 漏 れ 日 ゆ ら し 空 に 気 づ け り


どこをどうあるいてきたのかびるかぜがこもれびゆらしそらにきづけり



 昨夜は


 お咲さんと言い合ったのだが、その記憶があいまいであることに気づく。言い合ったことは気にしていなかったのだが、記憶があいまいである、というのは話が別だ。今日は前立腺の診察日で病院へ行った。帰り道はJR新大阪駅の方へ。駅近の公園では、どうも毎土曜日はフリーマーケットが開かれているようで五百円で布地のデイパックを買う。六百円で夏川りみのCDを買った。


 しばらくすると、何を買ったのか忘れていたのだった。そう気づくと、昨夜から今の今までの記憶が飛び飛びである。で、昨夜の言い争った理由も思い出せない。電車に乗り、病院へ行き、診察を受け、鞄やCDを買い、家に向かっているのだが、記憶がモルディブの島々のように点々としかないのだ。あとの記憶は凪いだ海のように平和で“無”である。やばいやんか(←正しい、古い?“やばい”の使用法)。


 ずいぶんと以前、血中アンモニア濃度が高く、もの忘れの激しいときがあった。肝臓が傷んでいると血中のアンモニア度数が上がり、記憶力を低下させるアンモニア脳症という恐ろしい病気がある(この「恐ろしい」というのは、心療内科の先生の口から溜め息のように漏れた形容詞)。これは肝機能と密接に関連している。こんど病院に行ったとき採血して調べてもらわないといけないなあ。血中アンモニア度数は長い間はかっていない。ここんところ肝機能の数値は正常だから、単なる老化かもしれないけど、ちょっと早すぎるんじゃない。そっちのほうがもっとやばい、か。





 かげろひて昨夜は夢か影真下、そんなこんなもの忘れの夜だ。





只今のながらCD

沖縄の風 / 夏川りみ
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by alglider | 2010-05-22 19:31 | 短歌 | Comments(0)