見送る + 短歌一首
2010年 12月 07日
22:41
空 ひ く く 枝 を か さ ね る さ く ら 木 の た れ も す く へ ぬ 冬 の 手 の ひ ら
そらひくくえだをかさねるさくらぎのたれもすくえぬふゆのてのひら
ふと
気付いたのだが、電車の席、新幹線などは進行方向に向いて座るようになっている。通勤のときも、進行方向へ向かう席があいたらわざわざ移動する人を見かける。私は逆で風景を見送る方が好きだ。で、そのように座る。去りゆく風景の方がこころ落ち着く。
今月は追悼、弔いを念頭におき歌を作ろうと思う。去りゆくもの、見送る歌を。
そんなこんな。
只今のながらCD
........FOR THE GHOSTS WITHIN’ / WYATT, ATZMON, STEPHEN
by alglider
| 2010-12-07 21:56
| 短歌