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場当たりが過ぎる + 短歌四首

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19:57



た ば こ 屋 を 曲 が れ ば き み の 家 あ り き そ れ だ け 覚 え 永 久 が き た り ぬ
たばこやをまがればきみのいえありきそれだけおぼえとわがきたりぬ


L E D ネ オ ン ふ る 街 ひ や や か に き み 見 送 り し わ れ も 冷 た き
えるいーでぃーねおんふるまちひややかにきみみおくりしわれもつめたき


グ ー グ ル で 君 を さ が せ ば 肩 よ せ る 星 雲 ば か り 見 て を り し 午 後
ぐーぐるできみをさがせばかたよせるせいうんばかりみておりしごご


怪 我 を し た 小 指 の う づ き 昨 日 ま で な く せ し も の の 何 に た と へ ん
けがをしたこゆびのうずききのうまでなくせしもののなににたとえん



 この一年を


 あれこれ思い出していたのだが、何も思い出せない事実に愕然とする。もともと一年の大計を立てるタイプではないし、日々ささやかに誠実であればよいとは思っているものの、何を成したか、と問えばなんとも心許ない。


 一昨年より昨年は “意志” を意識した年を過ごして、それなりの反省もして年を越した。しかし、今年はどうだ。こまいかいことを挙げれば、それなりに重要なことはあった。結社歌誌も欠詠なし、月光の合宿にも参加したし、上京も何回かして、何よりもアルバイトから契約社員になった、という出来事もあった。そう振り返れば “こまかい” ことではないかもしれぬが、何か筋が通っていない。これは来年に対策を考えねばなるまい。


 “日々ささやかに誠実に” は基本だが、それを通す一本の歌がほしい。画策というのもは不得手だし良しともしない。われに身の丈にあった道を。振り返れる道を。歌を。


 それにしても今年は多くの友を亡くした。師走歌はすべて挽歌である。



 そんなこんな。



只今のながらCD

SEXTET, PIANO PHASE, EIGHT LINES / STEVE REICH  The London Steve Reich Ensemble, Kevin Griffiths
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by alglider | 2010-12-30 15:20 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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