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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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冬の星座 + 短歌一首

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22:43


あ ざ な ふ や う 満 た し て ゆ き し 湯 呑 み に は ひ と く ち 分 の 夜 が あ ふ れ き


あざなうようみたしてゆきしゆのみにはひとくちぶんのよるがあふれき



 今夜は


 満月であった。帰りの坂道の延長線上の真上に月が浮かんでいた。はたして自分は月に帰るのであろうか、なんてベタな感傷を抱きながら歩いた。鏡を割ったかのように、冬のさくら木の梢が月にかかる様も美しい。


 寒々として、風が吹き抜けて、こんな夜は讃美歌がよく似合うが、私は讃美歌を知らない。で、「冬の星座」となる。「♪木枯らしとだえて さゆる空より 地上に降りしく 奇(くす)しき光よ」。これってヘイス作曲となっているけど、讃美歌からの転用じゃないの。なんかそんな雰囲気を持っている。


 冬の夜の帰り道によく口ずさむ。めっちゃ単純な感傷である。



 そんなこんな。



只今のながらCD

PSONIC PSUNSPOT / XTC, DUKES OF STRATOSPHEAR
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Commented by ya at 2011-01-20 23:19 x
あと「家路」ですよね。
Commented by パンタタ at 2011-01-21 00:18 x
ya さんへ

そう、あと一つは「家路」なんです。私の定番。

遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうのわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん
まどいせん

「家路」も「冬の星座」もね訳詩は
堀内敬三という人なんです。
同じ人に痛いところを突かれてます。



by alglider | 2011-01-20 21:19 | 短歌 | Comments(2)