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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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気弱 + 短歌一首

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22:41

い ち に ち の 終 は り に 尽 き る 珈 琲 の し あ は せ 苦 し 雨 降 り つ づ く


いちにちのおわりにつきるこーひーのしあわせにがしあめふりつづく



 梅雨ですなあ…


 五月の雨だからといって “さみだれ” と洒落ておられないぐらいの雨。ま、台風だし、関西あたりで温帯低気圧になったそうだし。優雅な雨ではござらぬ。昨日は雨でも外に出たが、今日は一日中引き籠り。珈琲ばかり飲んでいた。胃薬飲みながら、まっ!


 仕事をしている平日には、自分なりの決まりごと、というか頑なな習慣がある。電車に乗る前に缶コーヒーを買う。原稿の校正をするときはブラックコーヒーと煙草。で、11時にはもう一服。昼の15分前にも珈琲を作り、煙草を吸っておく。これを守る。それが無事に一日が終わるための儀式のように。昼はジューシーサンドというファミマのサンドウィッチひとつきり。帰りプラットホームで鮭のおにぎりを一つ。大阪に着くと菓子パンをひとつ買って食べる。


 理由のない習慣だが頑なに守っていると、心が乱れなくて済む。ま、習慣も微妙に変化していくのだが、只今はこんな状態。


 休みの日はこれっといった守るべき習慣がない。だから自由で安心立命かといえばそうでもなく、徒に疲れ、不安になる。困ったものだ。形のないもの、たとえば音楽に頼る。言葉に対しては、現在、すごい不自由を感じていて、それは震災からこっちの感覚だ。なにもかも信じられない言説の上に言葉を足すことはできない。内向的になる所以だ。そこで見つかるものといえば “あえて” のもであって、不自由である。一人の弱き迷う者でしかない。



 そんなこんな。



只今のながらCD

LE BONHEUR / BRIGITTE FONTAINE et ARESKI
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Commented by izumi at 2011-05-29 23:26 x
「ストレイ・シープ」と呟いていた漱石の小説の中の女の人がいたなぁ。
パンタタさんが迷う弱きものであるなら、アタシは迷宮で迷いまくってます(笑)

パンタタさんの感じるものにアタシはうんと影響を受けてます。
パンタタさんのコップには、おいしい水がたっぷり
入っているように私には見えます。
音楽は我々にもしかしたら、すべてをもたらして
くれるのかもしれませんね。忘れないようにしなきゃ。
脈絡なくて、ほんとうにごめんなさい。
Commented by ナカノフスキ at 2011-05-29 23:39 x
ぼくは正直言うと311直後の精神不安から抜け出てきている感じです。
でも、それは次の破滅への発端となる傲慢かもとも思っています。

ぼくは神経過敏状態で暮らすのに向いていない性格のようで、
ずうっとそういう風に暮らせる人を尊敬してたりします。

ルーティンワークの話おもしろかったです。
イチローも腕をくいっってやるやつとか一連の動作を、
自分の出来を図るバロメーターだって言ってました。

パンタタさんは僕からみるとかなり強そうに見えます。
しずかにぶれないところとか。

生意気に聞こえたらごめんなさいです。
Commented by パンタタ at 2011-05-30 22:08 x
izumi さんへ

ストレイシープは夏目漱石「三四郎」に登場する
美禰子のセリフですね。もう忘れちゃったけど。
音楽はロックとかブルースしか聞かなかったけれど、
(ジャズもあんまり聞かなかったんだよ)、それが、
入院してラジオを聴きながら寝るようになって、
ジャズもクラシックもラジオ歌謡も
何でも聞くようになりました。
それだけが自分と向き合える時間だったんですね。
音楽はいいよ。作るには理論はあるだろうけど、
聞く方にはいらないから。
全身を委ねられます。

Commented by パンタタ at 2011-05-30 22:14 x
ナカノフスキさんへ

震災・原発は個々人が出発として位置付けると思います。
傲慢になることすら難しいと思う。
そうか、イチローは癖でなくてバロメーターなのか、
それはいいことを知りました。
積極的に『癖』という形のバロメーターを取り入れましょう。
私なんか全然強くないよ。
言えない言葉ばかり。
だからぶすぶす腐ってきてガスが溜まってますよ。
他者が怖いのです。
これはお酒を止めていてもなかなか治らない、
というか、止め出してから出てきた症状。
だから酒を飲まない限り他者への恐怖と付き合うしかないの。



by alglider | 2011-05-29 19:51 | 短歌 | Comments(4)