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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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五月尽日 + 短歌一首

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23:26

五 月 尽 き ひ と つ 残 り し か き つ ば た 光 り に 溺 れ 差 し の べ し 手 よ


ごがつつきひとつのこりしかきつばたひかりにおぼれさしのべしてよ



 今日は


 梅雨の晴れ間。五月の最後を告げるように職場から見渡す街は光りにあふれていた。街が光りに溺れている。それもまた心が弾むようで、また逆に沈んでいくようで、何だか私の気持ちは覚束ない。五月の終盤は、いい季節なんだなあ、と思いながら五月の歌ばかり詠んだ。うまくいったかどうか分からないが、一つの言葉にこだわったのは梔子やダチュラ以来かも。


 明日から六月。さようなら五月。



「月鞠」十号の辰巳泰子さんの百首歌に五月の歌が二首ある。下記に。

便 箋 に 五 月 の 薔 薇 の 花 飾 り そ し て わ た し も い つ か は 死 ん で

い つ ま で も 亡 く し た ば か り の ひ と の や う 聖 五 月 別 れ さ へ 二 度 と 来 ぬ

辰巳泰子






只今のながらCD

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Commented at 2011-06-01 08:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by パンタタ at 2011-06-01 21:15 x
非コメさんへ

おお、そうですか。
邑書林から「辰巳泰子集」が出ています。

by alglider | 2011-05-31 20:21 | 短歌 | Comments(2)