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一人の夜の四日目 + 短歌一首

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23:36

天 翅 板 わ れ を 突 き 刺 す 昼 天 の 傷 つ き し 過 去 な ど な か り け る か も


てんしばんわれをつきさすちゅうてんのきずつきしかこなどなかりけるかも



 夏は


 取り残された子供のころを思い出す。地面と草と風の匂いと離れない影。半ズボンから出た足と、ランニングシャツからはみ出した肩甲骨。きらきら光る。木立を仰ぐと木漏れ日が回りだし、周囲には誰もいないことを知る。缶蹴りの缶が役目を終えて、われ関せずと転がる。昼寝の嫌いだった子供は、昼下がりの炎天に、捕虫網片手に出てゆく。鳴き止んだ蝉を探し、捕まることのない青筋揚羽を追う。そして風におされ、おされ、迷子のような家路を見つけるのだ。



 そんなこんな。



只今のながらCD

CARMEN MAKI BLUES CREATION / CARMEN MAKI BLUES CREATION
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Commented by NEU!(ノイ!) at 2011-08-19 02:58 x
独りでお留守番、四日目かぁ、偉い偉い。
Commented by パンタタ at 2011-08-19 08:13 x
NEU! さんへ

偉いでしょ、笑
多分、今夜遅く帰阪すると思います。

by alglider | 2011-08-18 22:51 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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