介護施設を見に   一首




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22:05


黴 く さ く 傷 の こ す る る レ コ ー ド は 愛 の 賛 歌 と い ふ 名 を 持 ち き



かびくさくきずのこするるれこーどはあいのさんかというなをもちき



 18日の



 金曜日。義母が入院する病院から、急に(というのは朝っぱらからの意)「いつでも退院できます」との連絡があった、とお咲きさんからメールが届いた。まあ、「出ていけ」の意味ではないのだが「こうこうこういう状態で、もう医療より介護へ移っては」みたいな話は一切なかった。病院としては間違ってはいないだろうが、連絡事項のような伝言で済ませる話でもあるまい。ま、それは後々のことにするとして、介護型老人ホームを探さなくてはいけなくなった。


 すでに、話を聞いていた介護グループがあったので、今日、お咲きさんと見学に行ってきた、というより、もう仮契約に近いだろうなあ。そこで過ごす人たちを見たが、まだ歩いて、車いすでも自由に動ける人たちだ。義母はまったく左半身が麻痺しているし、言葉が出ないからコミュニケーションが取れない。その差が頭の中でうずめられない。一日、一週間がなかなか想像できない。


 また、こんなことも知った。義母は胃瘻をしているが、そこから出ているチューブを取ってしまわないように、動く右手にミトンをはめ拘束されている。それが介護の現場では出来ないというのだ。必要でも法律上できない。病院では医療行為だが、介護施設での拘束は虐待にあたるらしい。難しい。そしたら医療と介護が合体した施設があればいいのだが、あるけど、高額すぎるよ。経済状態に応じて特養も応募しておかないといけない。



 自分なんか施設に入るお金はないだろうから、しっかり死ぬ段取りを決めておかないといけない。それも上手くいくかどうかは天しだい、というのだから世の中ややこしくなってきたものだ。





 そんなこんな。




只今のながらCD

UMMAGUMMA / PINK FLOYD
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Commented by at 2013-01-27 21:31 x
お義母さま、なんとか適合する施設に巡り合えるといいですね。
田舎では、なかなかままならないことですけれど。
死と言うこと、次第に身近になりつつあります。わたしの両親はもうとうになく、同居人の父親も同じく。義母は90歳で元気ですけれど、先日89歳の近しい伯父が急死しました。
少しでも子供たちの負担を少なくできる死に方をしたいと思うのですけれど、こればっかりは…。せめて、身辺整理と遺書だけはと思いつつ、まだできていませぬ。ああ
Commented by 雪太郎 at 2013-01-28 08:43 x
病院と介護施設では、手の拘束の扱い方がちがう・・・うーん。
まぁ、たしかに介護施設で必要以上に拘束されて問題になるってこともあるんでしょうけれど、お義母さまの場合、理由がありますからねぇ。
それをできないなんて言われたら、どこにお願いすればいいのって話で。
「ここならいいな」と思える施設は高すぎるって話、知人からも幾つかきいたことあります。
みんな、探してますよね。
Commented by パンタタ at 2013-01-29 21:53 x
文さんへ

私は本の整理にはいりました。
もう読むことのない本がいっぱい。
CDは私の死後はまとめて売ればいいようにしておこうか、
とまあ、エンディングノートもそろそろね。

Commented by パンタタ at 2013-01-29 21:55 x
雪太郎さんへ

医療行為と虐待ね、そんなことが法律上起きるなんて
思ってもみませんでした。
もっとあるのでしょうね。
大きくて立派じゃなくって
小さくて小回り、目配りのできるところがいいですな。

by alglider | 2013-01-27 19:23 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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