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如月尽日  一首



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球 根 を 手 に 転 が せ ば 眠 た か り 水 栽 培 も 無 援 と 言 ふ や



きゅうこんをてにころがせばねむたかりみずさいばいもむえんというや






 お気に入りの写真を一枚。
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Commented by 雪太郎 at 2013-03-01 10:49 x
座りたくなる椅子ってありますね。
水栽培の球根も、座り心地のいいガラス容器だと、リラックスしていそう。
Commented by パンタタ at 2013-03-01 23:43 x
雪太郎さんへ、椅子の詩といえばこれ、だれも言ってないけど...

港市の秋    中原中也


石崖に、朝陽が射して
秋空は美しいかぎり。
むかふに見える港は、
蝸牛(かたつむり)の角でもあるのか

町では人々煙管(きせる)の掃除。
甍(いらか)は伸びをし
空は割れる。
役人の休み日――どてら姿だ。

『今度生れたら……』
海員が唄ふ。
『ぎーこたん、ばつたりしよ……』
狸婆々(たぬきばば)がうたふ。

  港(みなと)の市(まち)の秋の日は、
  大人しい発狂。
  私はその日人生に、
  椅子を失くした。
Commented by izumi at 2013-03-03 21:23 x
うぅ。いい詩だにゃあ。(←すこし呼吸がとまっている)
Commented by 雪太郎 at 2013-03-05 08:36 x
どうしましょう、一人、呼吸が止まっちゃった模様ですが、救急車よびましょうか(笑)

椅子を手に入れる詩も読んでみたいです。
一つなくせば、一つ手に入るんじゃないかなぁ、と。
お尻は一つしかないので、一つを探してまわるんです。
やどかり方式です。(なんの話だっけ・・・)
Commented by パンタタ at 2013-03-05 22:47 x
雪太郎さんへ

椅子、こんなのはどうでしょう?



倚りかからず  茨木のり子

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない 
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ


Commented by 雪太郎 at 2013-03-18 08:52 x
あ、こっちの詩の方が、しっくり来ます。
ただ、私の場合、「はぁ~、つかれた」と腰掛けた椅子に、背もたれがなくて、ばたりと倒れるタイプ(笑)
Commented by パンタタ at 2013-03-18 21:07 x
雪太郎さんへ

私、夜中の2時ぐらいに原稿を書いていて(at 自宅)、
背もたれに寄りかかったら、バキッて折れてしまって、
後ろのベッドにドカって、ことがありました。
お互いに注意しましょう、笑

by alglider | 2013-02-28 23:58 | 短歌 | Comments(7)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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