六月が過ぎてゆくなあ  一首


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22:16


転 生 も 良 し と し ま せ う 梔 子 の 意 気 地 の な さ を じ つ と 見 て ゐ る



てんせいもよしとしましょうくちなしのいくじのなさをじっとみている





 退院した


 去年の今ごろはなかなか短歌ができずに、今日一日が済めばまあ良いか、などと慰めながら散文的な暮らしをしていた。それでも「六月」の歌は何首かできたように覚えている。今年は六月を詠んでいないなあ。昨日から今日にかけて梔子の歌を二首推敲した。梔子は駅までの途中に咲いていて、これまでにずいぶん詠んできたけれど、歌って面白いもので同じネタでこれでお終いということがない。


 土曜だったか、散歩からの帰り道、信号が青になったので渡ろうとしたら小学生二人がささっと小走りで前に出た。そこに子供に気付いていない左折の車。「あぶない」と叫んだら、びくっと子供たちは立ち止まった。運転していた女性はこちらを見たが、驚いているのか目であいさつ一つも返さない。しばらくして「どうもありがとうございました」と礼を言った子供の方がずっと公徳心がある。車が止まっていても運転手と目と目を合わしてから渡った方がいいよ、てなことをオッサンはのたもうたのだった。杖を使いだしてからスローライフである。




 そんなこんな。



只今のながらCD

TIME / ROD STEWART
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Commented by 雪太郎 at 2013-06-27 11:34 x
マンションのエレベーターで、きちんと挨拶をし、「何階ですか?」とボタンを押してくれるのは、子供のことが多いです。
大人は、差が大きいかな。
お喋りまでする人と、挨拶しても一言も返さない人と。
Commented by パンタタ at 2013-06-27 21:46 x
雪太郎さんへ

そうですね。私もマンション暮らしだから、
同じような経験が多々あります。
おばあちゃんが一番あいさつを返してくれますね。
仕事仲間でマンション生活の女性が
おばあちゃんとお孫さんに挨拶したら、
お孫さんが「モンゴル人だから分かりません」と言ったそうです。
子供は言葉覚えるの早いからね。
日本語と文法も似てるらしいです。
おばあちゃんは故郷を思いながら寡黙に暮らしてるんですね。

by alglider | 2013-06-26 21:07 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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