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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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水無月尽日   一首


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21:00


初 夏 に 別 れ を つ げ る 逃 げ 水 の ゆ ら め く 中 を 黒 猫 の 過 ぐ



はつなつにわかれをつげるにげみずのゆらめくなかをくろねこのすぐ




 六月の


 最後の日が日曜日。あまり暑くない一日だったが、買い物に出ると風景は初夏から夏へ移ろい始めていた。光は密度を増し、風は地の熱を舐める。目の前に這っていた甲虫が私を避けるように格納庫から羽根を出し飛び去った。黒揚羽、青筋揚羽と珍しい蝶が季節を渡り、蜆蝶が紫陽花に接吻をする。


 休日の務めの洗濯をして、今日はレコードの整理。思い入れのあるものや、ジャケットの美しいものを数枚残して、処分するものとロックバーのマスターに送るものとに分ける。処分するものが約100枚、送って再利用、永久保存(笑)してもらうのが約250枚。ただいま段ボールに詰められ廊下を塞いでいる。


 レコードがあったスペースにリビングの本棚からCD を移動し、本棚には床に積んである本を戻さなければならないが、今日はレコードの仕分けとCD 移動までお終い。水無月もお終い。床の本は文月に持ち越しとなりました。たはっ。




 そんなこんな。



只今のながらCD

MOON OF MANAKOORA / JANET SEIDEL
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Commented by 雪太郎 at 2013-07-01 08:22 x
最初の段落、詩のようですね。
うつくしいです。
視覚で感じるものだけを書いたのが、いいんだろうなぁ。
もうちょっと日にちが経つと、「音」が夏になりますよね。
セミがうるさいほどに。
Commented by パンタタ at 2013-07-01 22:40 x
雪太郎さんへ

ありがとう。
今日、蝉を鳴き声を聞きましたよ。
マンションの裏山はすさまじいんです、真夏は。
いよいよやってくるなあ、森ごと鳴きますよ。

by alglider | 2013-06-30 20:41 | 短歌 | Comments(2)