七夕ですね   一首・推敲しました(七夕とは関係ないけど)


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21:16


影 の ご と ゴ マ ダ ラ カ ミ キ リ 飛 び 去 り て 地 上 す れ す れ の 空 の 残 れ り



かげのごとごまだらかみきりとびてちじょうすれすれのそらのののこれり




 久しぶりに


 雨降りでもなく、曇り空でもない七夕だけれども、やはり街のネオンが空に反射してポツンポツンとしか星は見えない。子供のころ七夕の笹飾りを作ったものだが、そういえば天の川を見たという記憶は子供の私にはない。


 大人になってから、お咲きさんの里、丹波に行って見上げた空には一面の星があった。これが天の川、銀河かぁ、と感嘆した最初だ。たぶんお盆に帰ったのだから旧暦の七夕に近い。周りは田畑と山、漆黒の空にざぁーっと星がぶちまけられ張り付いていた。吸い込まれ空に昇っていくような恐怖を覚える。小さいころから星を見上げるのは好きだったが、恐怖を感じたのは初めてだった。自分の足元にも周りにも一切合財なにも存在しない感じ。神秘で謎があり解明できないけれど、そんな美が厳然と目の前に在る。こちらからあちらのほうに魂は誘われる。魂を持って行かれる、そういう恐怖。





 今宵の星はポツンポツン、何処にも魂が誘われない夜だ。そんなこんな。




只今のながらCD

OSHIN / DIIV
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Commented by 稲泉 at 2013-07-07 21:45 x
雨降りで星ひとつ見えない七夕であります。
Commented by パンタタ at 2013-07-07 22:53 x
稲泉さんへ

雨ですか。関西を挟んで九州や中部が降っているのですね。
七夕って雨か曇りが多い。
気にかけるからそう思うんだろうけれど。

Commented by はしる at 2013-07-07 23:37 x
例年ですと梅雨の終盤で一番降る時期ですものね。一年にたった一度の逢瀬もかなわないのはかわいそう。それでも恋人って言うのかしら?
Commented by パンタタ at 2013-07-08 00:04 x
はしるさんへ

時空を超えた恋人たちですね。
ある意味、永遠なのかも。

Commented by はしる at 2013-07-08 00:13 x
永遠なのでしょうね。

忘却はかなはずにあり常しへに添ふて降りたる花ちらしの雨

のこの「常しへ」がそれかなぁと。だから常しへで停まってしまったのかなぁと。
Commented by パンタタ at 2013-07-08 00:30 x
はしるさんへ

そこに持ってきますか。
喜んでいいのかな。


Commented by はしる at 2013-07-08 01:16 x
どうぞ、存分に。
今、こちらの歌に囚われていますので。特に「常しへ」をみつけているのです。
Commented by 雪太郎 at 2013-07-08 08:34 x
星のみやすい環境で育ったんで、よく「宇宙に浮かんでる」という感覚を味わっていました。
このあたりは、街の明かりがあるので、一等星、二等星くらいまでしか見えなくて、ぜんぜん浮遊感はありません。
昨晩は、ベガとアルタイル、しっかり見えました。
Commented by パンタタ at 2013-07-08 23:35 x
雪太郎さんへ

小さい時にそういう環境で育ったら、
今の現状はもの足りないものでしょうか?
だって引き算の感覚ですものね。
ベガとアルタイル、雪太郎さんお瞳の中で逢瀬が叶ったのですね。
よかったよかった。

by alglider | 2013-07-07 21:01 | 短歌 | Comments(9)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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