「ほっ」と。キャンペーン

うっかりは連鎖する   一首


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20:20


返 答 を 迫 る が ご と く 夕 や け は シ ャ ッ タ ー 通 り を 染 め て ゆ き け り



へんとうをせまるがごとくゆうやけはしゃったーどおりをそめてゆきけり




 16日から


 人よりちょっこし遅いお盆休みを取り、丹波にあるお咲きさんの実家へ向かった。お咲さんは一足先に帰ってお坊さんの相手をするという。で、「あんたはゆっくり来たらよろし」と言われ、のんびりと3時すぎの電車に乗った。


 動き出したら、それを待っていたかのように、電話がかかってきて「もう乗った?」とお咲きさんが尋ねる。何ごとかと思えば、電車に鞄を忘れて、終点の福知山に届いてるという。乗っていなかったら快速から特急に替え、取りに行ってほしかったのだそう。「えーっ!」。現金の入った鞄などは最寄り駅まで届けてくれないのだそうだ。特急であろうが快速であろうが取りに行かなあかんやん、ということである。大阪から兵庫を縦断して京都の西の端まで。


 前日に福知山の花火大会で爆発事故があったので、近くに住む高校時代の女友達Mに「大丈夫?」とメールを入れていた。返事があって、また返事を返し、とやりとりを繰り返すうちに、私が福知山まで行かねばならなくなった旨を伝えると、車で迎えに来てくれ、送ってくれると言う。昔むかし、私は車とお酒を天秤に掛け、お酒を取ったから、もうン十年も運転をしていない。だから車での距離感や時間の感覚が分からない。Mに言わせると、田舎時間で“近い”んだとか。そうか、近いのか。


 私は本来の目的の駅からさらに小一時間電車に揺られ(ときどき特急待ちなどで止まっている時間がある)福知山へ。Mが気を利かしてくれなければ、帰りの電車を1時間以上待たなければならず、そして、そこからのバスはすでになく、アバウト3000円分の距離をタクシーで移動しなければならぬとこであった。道中、Mと喫茶店にでも立ち寄ろうと言っていたのだが、駅周辺から5分も車を走らせると、何の店もない山道となった。玄関前まで送っていただき恐縮至極。ありがとね。


 その夜、お咲きさんと世界陸上中継を遅くまで見ていたが、翌朝(?)、5時には起きて陽射しが強くなる前にお墓へ。草むしり、墓を洗い、線香をあげ、拝む。そして、介護施設で世話になっている義母にお墓の写真を撮って見せる計画だったのだが、写真にアップした蔓草の絡まる電柱に興味がいって忘れてしまう。お咲きさんも私も、うっかりが続くお盆休みである。帰りのバス停で気付いたのだが、マンションの鍵をお咲さんの実家に忘れてきてしまった。バスの時間が迫っており、取りに帰れず。年末まで合鍵。



 そんなこんな。



只今のながらCD

TIME CONTROL / HIROMI’S SONICBLOOM
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by alglider | 2013-08-18 19:07 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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