久々の通院 一首
2013年 10月 19日
19:16
折 り 紙 の 角 と 角 と を 重 ね 合 ふ き み の 指 先 の 先 に あ る も の
おりがみのかどとかどとをかさねあうきみのゆびさきのさきにあるもの
薬が切れたので
久しぶりにアルコール専門病院へ出向いた。昔は1カ月分の精神安定剤をもらい、1カ月でなくなり、通院するというパターンだったのだが、このごろは薬に頼らなくてもいい期間があり、薬が尽きそうになれば病院へ顔を出すということが多い。
こっちは何カ月振りか忘れているけれど、向こうにはカルテがあるので、先生が「4カ月ぶりだな」と言う。「薬をあまり飲まないので」と応えると「それでいい」とのこと。このペースだと次の通院は来年である。しかし、今日はちょっと朝から頭がふらついていたので静脈注射を打ってもらう。ま、栄養剤である。以前は点滴を受けていたのだが、脊髄損傷による神経因性膀胱になってから点滴はちょっとつらいのである。
「次回の通院は来年」で思い出して、来年のカレンダーを買いに梅田まで出る。毎年愛用している平凡社の白川静・漢字カレンダーである。金曜だったか会社で「カレンダーを買わなきゃ」と言ったら、ベテラン女性記者に「そんな気の早い話はゾッとする」と返されたが、この白川静さんのは人気があるのか、刷り部数がすくないのか、早く購入しておかないと手に入らないのである。仕方なく他のカレンダーをあてがい寂しい年を2回ほど過ごしたことがある。
そんなことでカレンダーを手に持ち、ついで短歌の棚を見ていたら、お咲きさんから電話で施設に入所している義母が「病院へ救急搬送された」と言う。お咲きさんは仕事場から病院(奇しくも私が去年入院していた病院)へ向かうとのこと。私はすぐ家に帰り、入院になった場合のことを考えて待機。2時間ほどして電話があり、尿路感染の高熱と副交感神経の痙攣で、脳梗塞を起こした人にはよく見られる症状とのことで大事には至らず、すでに施設に戻ってひと安心とのこと。美容院に予約を入れていたので帰りは遅いです、って余裕だなあ、笑。とにかくよかった。ほっ。
そんなこんな。
只今のながらCD
CREEDENCE CREARWATER REVIVAL / THE CONCERT
久しぶりにジャズではなく正当アメリカン・ロック(?)を聴いている。ああ、泥臭い、笑。
by alglider
| 2013-10-19 17:53
| 短歌