はて…?

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 年を経た猫は、尾が二つに分かれ、化けて人をあざむくという。延宝五(一六七七)年刊『諸国百物語』巻四に、奥州信夫郡の若い妻を失った男のもとに、誰とも知らず、夜訪ねきて、むつまじく語るものがあり、友人が部屋に踏み込んでみると、口は耳まで裂け、角の生えた妖怪であったが、よくよく見れば、家に久しく飼っていた猫であった、という話がある。「奥山に、猫またといふものありて」と始まるのは、『徒然草』第八十九段。
                                  
                           鳥山石燕『画図百鬼夜行』
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Commented by office-nekonote at 2006-05-08 13:25
ほほほ、私が幼稚園の途中から高校まで過ごしたのが奥州信夫郡でございます。
盆地の真ん中にある信夫山は周辺地域の信仰の山で修験道の修行の山でもございます。
思いやる心の奥を漏らさじと忍ぶ隠しは袖か袂か
( =(1)ω(1)=)フフフ
Commented by alglider at 2006-05-08 23:34
こ、こ、恐い........
by alglider | 2006-05-08 02:27 | 日々是口実 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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