「ほっ」と。キャンペーン

早起きは電車で    一首

■■
■■
f0100480_17463570.jpg


23:05



落 葉 の 尽 き る こ と な き 径 を 経 て ラ ン タ ナ 灯 も る 町 へ 入 り ぬ



らくようのつきることなきみちをへてらんたなともるまちへはいりぬ



 古い

 パソコンはリビングで使っていた。今もテーブルの上にあって初期化を待っている。そして新しいのを自分の部屋に置いたので、最近の私は引き籠りのような状態になっている。


 三人家族で、娘さんは自室で翻訳の仕事で籠って滅多に出てこないし、お咲さんはリビングでテレビを見たり本を読んだり、元来物静かな人である。私がパソコンに向かってキーボードを打ち続けていても、リビングでなら少しなりとも世間話のような会話があったのだが、最近はみなそれぞれ独立独歩の状態である。


 お咲さんが内田樹と高橋源一郎の対談が面白かった、と本を貸してくれたのだが、なかなか読めずにいる。だいたい目覚ましを6時半に合わせ、ベッドの上でぐだぐだして7時過ぎに起きていたのだが、最近は5時半に目が覚め6時にはもう起きている。寝ているだけの体力がなくなってきたのだ。起きだしてコーヒーなどを淹れていると、お咲さんの部屋から「まだ早いんちゃうの」と声が聞こえる。「そうそう」と返事をして、コーヒーに口をやりながら自室に戻る。早起きは三文の徳というけれど、早起きした分だけ電車の中でうつらうつらする。うつらうつらすると、借りた本が読めない。


 お咲さんが「もう読み終わった」と訊くので「まだ3ページ」と応えると「えーっ」と驚く。面白いのは分かるけれど、往復の電車は限りなく、ドロリと重い油のように眠い。そんなに驚いてくださるな。いつか読み終えるから。




 そんなこんな。


f0100480_22591736.jpg


只今のながらCD

THE BEST OF LEON RUSSELL / LEON RUSSELL
[PR]
by alglider | 2014-06-22 17:46 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
プロフィールを見る
画像一覧