「ほっ」と。キャンペーン

運転を見合わせるどころじゃない    一首

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23:09


こ の 胸 を せ り 上 が り こ し 思 い 出 は 混 ぜ て は な ら ぬ 強 き 酸 な り



このむねをせりあがりこしおもいではまぜてはならぬつよきさんなり





 前回の日記で


 お咲さんの実家に帰ると書いたが、これが叶わず。荷物を背負って大阪駅までは出かけたが、そこから宝塚線経由、福知山線が動いていない。篠山から向こうは特に整備も心もとないローカル線だ。復旧をしばらく待ったが見通しがつかない。駅の近くにある寿司屋に二人で入り、昼食をとりながらスマホとにらめっこするが、回復の「か」の字も出ず、逆に運転見合わせ区間が広がるばかり。ここ何年かの夏の雨は地域的な集中豪雨だから、自分のいるところが晴れているとほかの地が豪雨なんてことに想像が及ばない昔ながらの習慣では、今の暮らしはやっていけないのかもしれない。お盆の帰省はは諦めて、天気の良い日に帰ることにした。お彼岸になってしまうかも。


 そんなふうに土曜日は徒労に終わったのだが、翌日、ニュースを見て驚いた。「運転再開を願う」なんていうのは生ぬるい話で、福知山は全市に避難勧告が出たようで映像を見ると市全体が冠水している。天井部分だけが見える自動車の島の間を自衛隊のゴムボートが進んでいく。もちろん今日も電車は動いていない。福知山では死者が出て、お咲さんの里、丹波市でも土砂崩れによる死者が出たようだ。両市には災害救助法が適用された。


 去年のお盆、福知山市では夏祭りに出店していた屋台のガス爆発があり、一昨年は台風禍に見舞われていたのではないか。去年の帰省で、お咲さんが電車に鞄を忘れ、私は終点の福知山まで取りに行ったことがあった。そのとき高校時代の同級生が嫁いでいたのを思い出し、丹波まで引き返すのを車で送ってもらったのだが、彼女が心配になりメールをすると娘さんの暮らす京都に来ているということだった。一安心。家も市街地から離れており高台で大丈夫だったようだ。しかし、毎度の同じ川の氾濫に「教訓はどこにあるの!」と彼女は怒っていた。亡くなられた人たちのご冥福を。





 そんなこんな。




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Commented by 雪太郎 at 2014-08-19 17:20 x
酷い雨だったようですね。
ちょうどその日、知人が帰省先から京都のとある町にもどる日で、
京都駅まで新幹線でついたものの、その後の電車が動かず、
京都市内で一泊したと聞いたところ。
翌日もまだ運休だったとか。
私も「福知山って、よくニュースで聞くなぁ」って思ってました。
もっと楽しいネタでニュースになるならいいのにね。
ご友人のお宅は無事でなによりでした。
Commented by パンタタ☮ at 2014-08-19 22:47 x
雪太郎君へ

その知人さんは
たぶん京都から山陰線に乗られる予定だったのでしょう、
京都から福知山に通じていますから。
職場に被害の状況が電話でぼつぼつと寄せられています。
被災程度が甚大な人は電話どころじゃないからね。
しかし、もうお天気が私らの夏休み日記のレベルを遥かに超えちゃいましたね。
雪太郎君の方もいっときよく降ってましたもんね。
弥一郎の散歩がいけないとか。
関西以西は植物上亜熱帯だそうですから、
人間も覚悟が要るのね。とほほ。

by alglider | 2014-08-17 17:55 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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