長月の初めのころ 一首
2015年 09月 06日
■
23:18
見 上 ぐ れ ば 入 道 た て り 光 背 を 畏 れ て 過 ぐ る 六 十 年 を
みあぐればにゅうどうたてりこうはいをおそれてすぐるろくじゅうねんを
8月
29日30日は短歌結社「月光の会」の夏合宿で福島県・会津若松まで行ってきた。そして31日と9月1日は遅い夏休みを取っていたので4連休。新大阪から東海道、東北と新幹線を乗り継ぎ、郡山で在来線の磐越西線に乗り換え会津若松まで、電車に揺られ揺られ7時間ほどの旅である。往路の新幹線はほとんど寝ていた。というのも前回の日記で書いたように前日に40度近い高熱を出したからで、深い眠りに落ちた移動だった。リプレイでずっと柳ジョージとレイニーウッドを耳に流していた。好きな新幹線車内販売のコーヒーも飲まずである。
福島泰樹先生は会うたびに私に体を心配してくださるが、今回の前日40度近くには「よく来れましたね」と驚かれていた。まずは温泉に入り(月光はこれがお決まりである)それから歌会。題詠「川」である。私は2票しか入らなかったが、そのうちの1票が福島先生だったので満足をする。翌日は、会津の歴史の講義、それから記名した連作の歌会である。自分のことだけを報告すれば連作は評判が良く先生にも「よい歌を詠まれましたね」とお褒めの言葉をいただいた。最近は考えるところがあって作風が変わってきている(つもり)のだが、認められたようで正直に喜ぶ。
31日は大阪で短歌友達で島根から来阪していた文さんとランチ。塔のユウコさんも一緒でユウコさんの息子さんシュン君も一緒だった。シュン君とは初めて会うのだが、話をよく聞いているので初めての感じがしなくって、人見知りせずよくしゃべってしまった。病み上がりなので、食事だけのデートだった。
1日は平日に行っておいた方がいいだろうと、まだ疲れの残る体に鞭打って京都まで「ルネ・マグリット展」を見に行ってきた。ベルギー王立美術展とか、何度も見ているマグリットだが、今回は初期、あの独特の理論的な絵が完成する前のもあったり、ナチスを恐れて描いた明るいタッチの作品もあり、興味深かった。ローマは一日にしてならず。マグリットもまたしかりである。
今日は床屋へ行ってきた。そんなこんな。
只今のながらCD
WTC 9/11 KRONOS QUARTET / STEVE REICH
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見 上 ぐ れ ば 入 道 た て り 光 背 を 畏 れ て 過 ぐ る 六 十 年 を
みあぐればにゅうどうたてりこうはいをおそれてすぐるろくじゅうねんを
8月
29日30日は短歌結社「月光の会」の夏合宿で福島県・会津若松まで行ってきた。そして31日と9月1日は遅い夏休みを取っていたので4連休。新大阪から東海道、東北と新幹線を乗り継ぎ、郡山で在来線の磐越西線に乗り換え会津若松まで、電車に揺られ揺られ7時間ほどの旅である。往路の新幹線はほとんど寝ていた。というのも前回の日記で書いたように前日に40度近い高熱を出したからで、深い眠りに落ちた移動だった。リプレイでずっと柳ジョージとレイニーウッドを耳に流していた。好きな新幹線車内販売のコーヒーも飲まずである。
福島泰樹先生は会うたびに私に体を心配してくださるが、今回の前日40度近くには「よく来れましたね」と驚かれていた。まずは温泉に入り(月光はこれがお決まりである)それから歌会。題詠「川」である。私は2票しか入らなかったが、そのうちの1票が福島先生だったので満足をする。翌日は、会津の歴史の講義、それから記名した連作の歌会である。自分のことだけを報告すれば連作は評判が良く先生にも「よい歌を詠まれましたね」とお褒めの言葉をいただいた。最近は考えるところがあって作風が変わってきている(つもり)のだが、認められたようで正直に喜ぶ。
31日は大阪で短歌友達で島根から来阪していた文さんとランチ。塔のユウコさんも一緒でユウコさんの息子さんシュン君も一緒だった。シュン君とは初めて会うのだが、話をよく聞いているので初めての感じがしなくって、人見知りせずよくしゃべってしまった。病み上がりなので、食事だけのデートだった。
1日は平日に行っておいた方がいいだろうと、まだ疲れの残る体に鞭打って京都まで「ルネ・マグリット展」を見に行ってきた。ベルギー王立美術展とか、何度も見ているマグリットだが、今回は初期、あの独特の理論的な絵が完成する前のもあったり、ナチスを恐れて描いた明るいタッチの作品もあり、興味深かった。ローマは一日にしてならず。マグリットもまたしかりである。
今日は床屋へ行ってきた。そんなこんな。
只今のながらCD
WTC 9/11 KRONOS QUARTET / STEVE REICH
by alglider
| 2015-09-06 22:17
| 短歌