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そうだ京都へ行こう   一首

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23:08



雨 の 上 に ゆ う ぐ れ 来 た り 悲 し み の 背 骨 の ご と く 鉄 塔 の 立 つ



あめのへにゆうぐれきたりかなしみのせぼねのごとくてっとうのたつ




 いま義母が


 入っている病院は二度目である。この病院から介護施設に移り、敗血症でまた戻ってきたのだ。上の歌は、一度目の入院していたときに出来たもので、写真の鉄塔は病院の休憩室から見える。その日は雨が降っていた。娘さんが結婚することをメモ用紙に大きく書いて義母に見せたが、会話ができないから理解しているかどうか分からない。しかし、希望的な観察では、メモを見た時に瞳が開いたような気がしたのだが。どうだろう。理解しているなら、結婚式への出席のことなどを思ったかもしれない。



 今日は京都にある私の両親の墓というか、永代供養の仏壇のマンションみたいなところへ娘さんの結婚の報告をしてきた。帰りは京都市立美術館へ立ち寄って「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展を見る。スペインから独立し共和制を敷きプロテスタントを選んだオランダでは宗教画から解放され、風景や庶民を対象とした絵画が発展してゆく。地味だけど面白い切り口の展覧会であった。


 それから小一時間ほど歩いて三月書房へ。風が冷たく、大阪と京都は2度ほど温度が違う。裏路地をひょーっと風が吹き抜けていく。店の天井近くの棚に福島泰樹主宰の「黒時雨の歌」があったので購入する。先生の歌集もなかなか買いそろえるのは難しくなってきている。それと寺山修司の第一歌集「空には本」の復刻版が6割引きあったのでこれも買った。今、棚には「われに五月を」と「空には本」が並んで収まっている。


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 嬉しい知らせ、といっても私にとって嬉しいだけなのだが、そういうのがあるのだけれど、今は言えない書けない。たぶん、12月になってから発表します。お咲きさんに「(その嬉しい話を)ご両親に報告してきた?」と尋ねられたのだが、娘さんの結婚の報告ばかりで、すっかり自分の報告は忘れていた。「白薊」から依頼されている歌を詠まなければ。何首かできているが目標まではまだ足りぬ。





 そんなこんな。





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只今のながらCD

THE FINE ART OF SURFACING / THE BOOMTOWN RATS
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by alglider | 2015-10-25 21:40 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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