「ほっ」と。キャンペーン

ちょいと宣伝   一首



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23:16



両 の 手 を か く し て い た る そ の 朝 は 人 を 縊 れ る 夢 で 起 き に き



りょうのてをかくしていたるそのあさはひとをくびれるゆめでおきにき



 祝日だった

 11日に懇意にさせてもらっている枚方の蕎麦屋さん「そば切り天笑」のN氏と、お咲きさんの実家までドライブをしてきた。篠山や丹波の方面で蕎麦屋を開く人が増えているとかで、先日「お咲きさんの丹波の実家が空き家で」なんて話していると「それ、ええ話やないですか」とN氏の奥さんが反応して、N氏自身で営業するのではなくてもお弟子さんや田舎の店を探している人のために見てみたい、ということになったのである。で、お咲きさんの家に着いてビックリ仰天。丹波地方は寒くて、外付けに大きなセントラルの給湯器を設置してるのだけれど、先月の末ごろの寒さで中のパイプが破裂したようで、辺り一帯水浸しなのである。


 あわてて止水栓を探すが、庭が広くって探しようがない。隣へ駈け込んでだいたいの見当を付けてもらい探すと見つかった。それで水はとまったが解決したわけではない。設置してもらった電気屋さんを読んで簡単な修理を。あとは田舎のことで内部が乾いたら適当に元に戻しておきますとのこと。しかし水道料金はいかばかりであろう? 丹波の家は2階部分が土壁を残したままのワンルーム。真ん中にどんっと心中柱が立っていて立派で、蕎麦屋にはうってつけ、と私は思っている。帰り、梅田で降ろしてもらって、葉ね文庫へ。月光の単行本などを置いてもらえないか、交渉する。


 で、そんなことはそんなことで過ぎた日々となり、土曜は病院を梯子して、昔、働いていた大学生協の先輩たちと宴会。あの世代はよく酒を飲むなあ。昔ながらの無頼が生きている。その中に交じってウーロン茶を飲み、相変わらず「アホやなあお前」の連発を浴びてきました、笑。いい思い出だが、生きている者しかここへ集まれないという、当然の不思議が私を襲う。毎度のことだけれどね、この感慨は。


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 で、 私の受賞した黒田和美賞が特集された「月光 45号」が出ました。
この賞は昨年1年間を通しての作歌活動を顕彰するもので、
今回掲載されている三十首(冬の踊り場)が応募作品として受賞したわけではありません。
だからご覧になられたことのある歌も多々含まれています。
ただ、1年間を通して作った歌を春から冬の順に構成しなおし、
また文語、口語、結句などすこし推敲を加えました。
その結果、面白い一連になっていると思います。

 「月光」45号はamazon(←クリック)で購入できます。消費税込み1080円。
在庫切れの表示が出ている場合がありますが、
注文していただくと東京の月光の会員がamazonへ納品すると思います、笑。
時間がかかりますが必ずお手元へ。

 歌誌のなかで福島泰樹主宰、共立女子短期大学教授岡部隆志さん、大先輩の高橋凛凛子さんからの過分な“褒め言葉”が読めます、笑。
ぜひとも一読していただければ幸甚です。

 作品だけはPDF処理(←クリック)した画面(出てきた画面をダブルクリックしてPDFを表示。拡大もできます)で読むことができます。
*PDFが見られないようです。対策を考えます。お待ちを。


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                      きれいな飛行機雲が掃かれた冬の空でした。

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                      盆梅が通りに。しばし見とれて写真を一枚。




 そんなこんな。



只今のながらCD

SPARKS / 上原ひろみ THE TRIO PROJECT FEATURING ABTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS

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Commented by ひたしんちゃん at 2016-02-15 17:58 x
 受賞おめでとうございます。以前から申し上げているように私には短歌を鑑賞できる感性・能力は備わっておりませんが、門外漢の身ながらささやかな祝意を表すつもりで「月光」を1冊、注文致しました。
 今年七回忌となる父は俳句が趣味でした(喪主をシラフで務めることが出来たのが最後の親孝行でした)。加藤楸邨先生という有名(らしい―私は俳句の方もわかりません)な俳人に師事して「寒雷」という結社に加盟しており全国に何千人といる地方会員の一人で、とてもお弟子さんを自称するのはおこがましい立場だったと思いますが、それでも毎月の機関誌に欠かさず投稿し、採用された句の数や内容に滑稽なほど一喜一憂する姿を微笑ましく見ておりました。
 今回パンタタさんは、かねて師事される歌人の賞を頂いたのでしょうから、そのお喜びは亡父の姿からすれば推して知るべしと感じられます。
 おめでとうございます。益々のご精進をお祈りいたします。
 P.S.今回のような写真も良いですね。
Commented by alglider at 2016-02-16 21:24
ひたしんちゃんさんへ

ありがとうございます。「月光」まで買っていただいて。九州から北海道から注文が来て、編集部は驚いているかもしれません。私は俳句の方は良く知らないのですが、加藤楸邨といえば大大大先生なのは存じております。「寒雷」は主宰されていた結社ですね。
私の喜びは、まあ、なんていうか、この結社しか今のところ世界がないもので、というかここが出発点なんです。だから、出発点に立てたかな、という感じでしょうか。
写真がいい、というのはシンプルな飛行機雲や盆梅のやつですね。これは何も加工してません。素。
たしかにいいですね。歩いていて、そこで足が止まるか止まらないかが勝負どころです。
いつも気に掛けてくださり、ありがとうございます。

パンタタ☮

by alglider | 2016-02-14 19:02 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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