妖怪と暮らす

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 熟睡、気分爽快とは程遠いが、疲れた体はやはり濡れ雑巾のように動かぬもので、久しぶりに眠ったままを過ごした。眠ったままを、というのは珍妙な言い回しだが、まんまそんな感じ、で、体が重くて起きることがかなわぬまま、うとうと睡眠を続けてしまったのである。意識は起き上がって動いた方がましっ! って言っておるのだが体が動かぬ、んで、眠ったまま、うとうと睡眠。なんかこう、意識が眠ったままを気にしながら、睡眠にときどき堕ちていくかんじ......眠りの中の眠り.......で、非常にだるいです。

 と、15日の朝3時ごろに上記を書いて、中断、ラジオ深夜便のザ・ピーナツ特集[ためいきのでるよ〜なぁ〜♪]を聞きながら寝ることにした、らっ! 豈図らんや、意外と安眠でした。コーヒーとみるくあんぱんを食べてプチ爽快薬局です。

 WHOの健康の定義が身体的、精神的、社会的プラス霊的なのだそうである。プラスというのは新しく付け加えられた概念だと最近聞いたからだ。最近というのは1ヶ月以内であって、聞かせてくださったのは、新阿武山クリニックの平野先生である。先生曰く、SPIRITUALITYの適当な訳語が見つからないとのことで、霊的としているがピンッとこない、とのこと。確かに悩みこそすれ、腑におちて合点がいって[あぁ、そうだったのか]と快哉を叫びたくなる概念ではない。リンクしているブログでも、このことが登場していたので、やっぱり新しく付け加えられた概念で旬なのかな、と思っていた。らっ、

 『敗戦によって、国家神道は徹底的に批判された。明治以降の国策としての[富国強兵]には、スピリチュアリティは存在しない。戦後日本において最も欠乏しているのは、このスピリチュアリティではないだろうか。古来、日本文化の伝統の中に、スピリチュアリティは存在したと思われる。それが、戦後の工業化、経済至上主義の中で完全に逼塞した。新しい生き方、意味のある生き方は、このスピリチュアリティ、即ち、魂の領域とつながることにより力を得るのではないだろうか』

 上記の文章は、その[霊的]が出回っている中、昨日の酒害相談講習の講師であった米田栄之先生のレジュメにあった一文である。[おや、またこの手の言葉が登場してきましたよん]という感じでした。ここではスピリチュアリティは[魂]と訳されている。霊的という西洋的な響きを避けたのかも知れないけれど、神道と古来日本文化伝統という大枠がウルトラ一緒くたになっていて、魂であれ何であれ、話がややこしいことには変わりはないし、すっげぇ合理化を感じる。多分、参加した酒害者にしたら[スピリチュアリティ]とか[魂]とか言われてもなぁ、というのが正直なところであったろうし、私もそうであったし、この状態は、ひとつも健康的ではありませぬw

 私が[スピリチュアリティ]と聞いてまず思い浮かべたのは、ネイティヴ・アメリカンのホピ族の話。霊的という表わし方は別として[自然の感応力]が生活の範となっている。マヤ文明の[自然の摂理を神として]というのも思い出したが、ここにも感応力が働いている。

 霊的なるものが、どのように健康的な生活かかわってくるのか全く分からないけれど.....話は変わるようで変わらない.....木霊という妖怪がいますが、ここに霊という字が使われていて、これを思い出して、少し納得しました、私の場合。多分ね、霊的に生きるというのは、妖怪と一緒に身近に生きることですね。長く使った釜は[釜鳴り]という妖怪になるし、古い物は化けて妖怪になって生きてくる。霊と妖怪をウルトラ一緒くたにするのは乱暴だと言われるかも知れないですが、霊は訳語ですから、自然とか物の中に妖怪を見い出す[感応力]と思えば、私の中ではスッキリします。私にとって、霊的で健康な生活というのは、妖怪と暮らすことですw。と、一区切りつけておけば、健康的にいけそうだ。悪い妖怪はいけません、鬼太郎さんに退治してもらうか、京極堂さんに憑き物おとしをしてもらわなければなりませぬ......(_"_)

今日のながらCD
PROPAGANDA/SPARKS

今日の一文

よそゆきが
ふだんぎになる
そのかわりめの
あつまりが
月日だと して                    服(抜粋) 松下育男
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Commented by アルラ at 2006-06-15 16:30 x
遥か遠い昔、鎮守の森で戯れたのは精霊♪
今はもう、見る事もない・・・悲しくて、涙が出る。
全てが新鮮で発見だった頃、心に受けた傷は人格の一端を担う事になるのか・・・
健全なスピリチュアリティは、健全な社会に宿るのかもねぎしょって明日ヨロヨロピクピク♪
Commented by at 2006-06-16 08:26 x
「霊的」、なんか各地で軽く花が咲いたみたい。
by alglider | 2006-06-15 15:04 | 回復過程 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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