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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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GWがゆく   一首


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19:37



マ グ ノ リ ア 北 を め ざ し て 身 を よ じ り 祈 り の 数 の 名 前 を 持 て り



まぐのりあきたをめざしてみをよじりいのりのかずのなまえをもてり




 ああ、GWが


 去ってゆくという倦怠感の中で文章を書いている。思っていたことの7割ほどはできたからいい休みだったと言えるけど、やはり積み残した荷物は気にかかる。このブログを書き終わったら、少しでも手を付けようと思う。歌集を編集するためのまずは整理である。これまでの歌をA4の紙に八首ずつ並べてプリントしたら約200枚。行替えもあるからおおよそだけど単純計算1600首。ひと目で捨てる歌はいいけれど、ギリギリは難しい。編年体を採用せず、テーマで切ろうと思うので時間がかかりそうである。


 プリンターが壊れているので、キンコーズへ行ったのだけど、何だか冷たい対応だったなあ。事務的にこなすことが売り物なのだろう、と思うことにした。だって、あの態度では花は売れまい。つぶやきである。


 歌集の装丁をどうしようかと考えていて、葉ね文庫さんへ様々な装丁を見に行く。見に行くとやはり本が欲しくなり3冊ほど買ってしまった。娘さんと同じ大学出身だと知って親近感を勝手に覚え、また今、評判でもあるので千草創一さんの「砂丘律」をまず選ぶ。洋書のペーパーバックのような軽さ、わら半紙のような紙質の斬新な装丁で、わざと選ばれた戦略とはいえ悪く言えば雑に見えちゃうのだ。


 著者のあとがきに「~感情を残すといういうことは、それは、とても畏れるべき行為だ、だから、この歌集が、光の下であなたに何度も読まれて、日焼けして、表紙も折れて、背表紙も割れて、砂のようにぼろぼろになって、いつの日にか無になることを願う」とある。確かにすぐばらけてしまいそうな装丁で、これはいくら信念があってもよう選ばんなあ、と変なというかその見事さに感心した。写真はアップしないので、興味のある人は書店で手に取って見てください。もう一冊は渡辺松男さんの「雨(ふ)る」。ちょっと「殺(や)る」みたいな乱暴さを感じるけど、なかなか中身の重い歌集。で、もう一冊は店主の池上さんが教えてくれた「いちべついらい」。田村隆一の奥さん、和子さんのことを書いたもので、著者橋口幸子さんは同居していたのだったかな?まだ読み始めていません。北村太郎さんとの道ならぬ物語も絡んでるそうである。知らなかった。



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 葉ね文庫さんの写真は壁を撮ることが多いなあと思い、今回は本棚、本もいっぱいあるよ的なアングルにしてみた。机の下にはときどきお宝的な画集、美術展の図録があったりして、要注意である、というか大変楽しい。



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 東京の文フリに参加し、7月に札幌の文フリにも参加する「Tens てん」という冊子で久しぶりに詩を書いた。お咲きさんは私の短歌より詩の方を認めているよう気がする、ときもある。掲載されている短歌はなかなかの力作ぞろい。関係者が言うのは何ですが、いい冊子だと思います。1部300円。手に入りますのでご希望の方は連絡ください。




 なんだかセンチメンタルな日曜だぞ。そんなこんな。





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只今のながらCD

MORE 7 SONGS / SEIICHI YAMAMOTO
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Commented by はしる at 2016-05-08 22:17 x
歌集の編集大変ですね。
でも楽しみにしています。
『Tens…てん』についても宣伝してくださりありがとうございます。
Commented by alglider at 2016-05-08 22:50
はしるさんへ

これからいろいろ月光の方と詰めなきゃいけないけれど、装丁とかこだわりたいので、あわてないことにします。来年、春とかでも、じっくり納得したものをね。Tensは在庫あるんだよね?ってここで訊かなくてもいいけど。必要なら連絡します。

パンタタ☮

Commented by はしる at 2016-05-08 23:58 x
『Tens…てん』在庫ありますよ。
by alglider | 2016-05-08 17:13 | 短歌 | Comments(3)