「汀の時」     一首

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21:05


柊 の 青 を 語 れ ば 手 の ひ ら の 小 さ き 秘 密 明 か さ ね ば な ら ず




ひいらぎのあおをかたればてのひらのちいさきひみつあかさねばならず




 先週、 福島泰樹さんから「(歌集の原稿を)三読中。感想は夕方に…」とメールが入っており、その日は緊張して、微妙に仕事も手につかなかった。仕事の編集作業が終わってトイレに立ったわずかの間に着信履歴が残っていて、こちらから掛けなおすことに。そういうのって疲れますなあ…. 私は自分の作った短歌を大まかに前期、中期、後期(後期の方が最新ね)と分け、やはり後期が読ませる歌になっていると自分には思われるので、真ん中に(ピークを)置いたわけです。つまり中期、後期、前期の順で編んだわけですが、福島主宰は(そんな小賢しいことはしないで)、読ませる後期から始めて中期、初期の「逆編年体で構成した方がよろしい」とおっしゃる。私も順にそれほど拘泥しているわけではなく、単に関西で言うところのスケベ心だけだったもので、逆編年体で構成をし直した。

 歌集名は福島主宰の助言を得て「汀の時(みぎわのとき)」とした。そして「汀の時」を編むつもりになって逆編年体で構成を組み直すと、言葉の力ってすごいもので、一首単位で動かすケースが出てきた。それを先週、仕事から帰ってからずっとやっていた。やっとテキスト原稿とPDFも送れる段階になり、福島さんと編集担当者に送ったところ。何とか三月中に上梓できればいいのだが。


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 生協の食材宅配を利用している。以前はお咲きさんが注文書を書いていたのだけれど、最近は私がやっている。どちらかが言いだすのでもなく適当に担当が変わってゆくのである。で、先週「厄除饅頭」なるものを見つけたので、今年本厄であるお咲きさんのために注文した。6個入りだけど2人だと、あれですな賞味期限内に食べようとすると一日に2個いや3個なんてことになり、食べすぎですな。それに「これはうまい!」と驚くようなものでもなく、ただ普通の饅頭に「厄除」の焼き印が押してあるだけ。信心といえば信心かもしれんが「これはうまい!」と唸らせる幸福のひと時というのは厄除けにいいと思うのだがなあ。


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 毎日利用するスーパーの入り口にヤマハ音楽教室の人形が置いてある。頭がリンゴだから「あっぷる」と思いきや「ぷっぷる」とある。何故なんだろう? こういうのには何か由来があるはずだけど。音楽や教室と引っ掛けた感じもないし。何でしょうね。日頃かわいいな、と思っているだけに謎。





 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC
BUNDLES / SOFT MACHINE
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Commented by at 2017-01-29 21:32 x
歌集、少しづつではあっても、揺るがず、あ、いえ、揺るぎつつも?進行しますねぇ。素敵。
そうか、逆編年体ですか。
「汀の時」ですね。嗚呼。
Commented by alglider at 2017-01-29 22:42
文さんへ

行きつ戻りつ、揺らぎつつ進行しております。福島先生は逆編年体を勧められることが多いですね。たぶん回顧記録みたいなのは嫌なんじゃないかな。今の新鮮な、今勝負している歌から出しなさいということだとおもいます。
「汀の時」どうですか?

パンタタ
Commented by at 2017-01-30 08:55 x
>行きつ戻りつ、揺らぎつつ
わたしも、そうやって生きてきたような気がする。前進してる実感は、持ててないんだけど、でも、なにがしかの前進、「前」の向きは変わってるかもしれないけど、これからも、生きていけたらいい、と思いつつ、生きなければ。
「汀の時」素敵だと思います。嵐の波際ではなく、穏やかに波が寄せる、そういう汀であることを願います。そういう汀が、目に浮かびます。
by alglider | 2017-01-29 18:31 | 短歌 | Comments(3)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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