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GW終了ずら    一首

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17:38


花 束 を ほ ど き ゆ く 風 そ れ ぞ れ の 名 前 を 明 か す 五 月 の な か へ





はなたばをほどきゆくかぜそれぞれのなまえをあかすごがつのなかへ





 嗚呼ついに、 



 連休が終わろうとしている。心づもりしていた冬服、ダウンやコート類をクロゼットに仕舞うことができず、まだ部屋に垂れ下がっていて、この気持ちのよい季節に、鬱とおしいことこの上ない。仕方ないね。ぼちぼち。なんでも気ぜわしくなるのがいけない。また坐禅を始めないと、気の急く性格に圧殺されそうである。ぼちぼち、心がけて私。「私」といえば、歌集を編むうえで新しく「ぼく」と「俺」という人称を用いた。今までは「われ」「わたし」「わたくし」だったんです。「ぼく」は幼く、「俺」は乱暴で益荒男過ぎるとおもっていたのだけれど、要所で使ってみると、ずいぶんと短歌の風通しや見晴らしがよくなった気がする。「人称代名詞」の選択って大事ですね。



 ちなみにこのブログはすべて「私」で統一しています。以前、フェミニズム関係の本だったか(忘れた)、男性は私をはじめ、俺、僕、わし、など、日常的に使える人称代名詞が多く、役割で使い分けている。女性は「私」の場合が多く、使い分けできず「私」一つで世の中を渡っていくのは大変、みたいなことを読んで、ほんだら僕はずっと「私」でやってみようと思った次第である。



 嗚呼ついに、福島泰樹主宰の「跋文」が届きました。ただいまレイアウトに文字を流し込んで、初稿校正中。事実確認などまだ時間がかかりそうですが、今月中には刷り上がる目処は立ちました。目出度い。


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 連休の5日は娘の暮らしている長居公園までお咲きさんと出かける。大阪市立自然史博物館で「石は地球のワンダー」展を見る。鉱石ってあまり知らない世界だったけれど、ようこれ、こんなけ分類して成分の違いなんかで名前を付けてるなあ、と感心する。美しい石がいくつもあって、人を引き付けた最初は美しさだったのだろう。また、アンモナイトの化石は実にバラエティー豊かで、通常私たちはたぶんぐるぐるとカタツムリのようにゼンマイ状に巻いた形状を思い受べるけれど、あれをぐっと引っ張ったバネ状のアンモナイトや棒状に近いアンモナイトの化石があってビックリ。それから植物園へ入り薔薇園などを巡る。ボリュウムのある芍薬がきれいでした。そのあと娘さん家族と食事。


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 「砂漠のバラ」という石の名前は聞いたことがあったしテレビでも見たことがあった。でも、本物は初めて。もっと本物のバラの形状に近い石もあったけれど、なんせ砂漠ですから、スカラベを思い出してこっちの何でしょう、こんな感じでしょう、というわけでこれが気に入ったんです。


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 6日は福島支援のブルースコンサートへ。照明屋さんになった大学時代の友達が福岡からライティングに駆けつけるというので見に行った。かれこれ40年近くやってる地元のブルースバンドが出て、大したものだなあ、と感心。年齢層高い高い。平均年齢は私より上。どんなコンサートや。最後は金子マリwithフィフス・エレメンツ・ウィルで金子マリさんを楽しみにしていたのだけれど、出てきたメンバーに驚きました。ツインボーカルで何と北京一がステージに。ソー・バッド・レビューの曲もやりました。ギターは四人囃子の森園勝敏さん、タイトなドラムがいいなあと聞いていたらメンバー紹介でウエスト・ロード・ブルースバンドで叩いていた松本照夫さんだった。森園さんは奥の方で、金子さんの登場まで2曲「スージーQ」などを歌ってた。夕方から夜の10時ごろに終わり、三宮から帰り着いたら日付が変わっていた。このようにGWは終わったのだった。何だか書体が急に変わって戻らない。今日はトラブル多いなあ。







 そんなこんな。







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只今のながらMUSIC

HEROES / DAVID BOWIE





by alglider | 2017-05-07 15:40 | 短歌

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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