折り返し点 パンタ短歌28

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 上の写真を送信して、眺めていたら、足のことをあれこれ考えてしまった。当たり前すぎて自分でも面白くないと思うが、心の中でくすっと、可笑しかったりはする。

 今やっているバイトは立ち仕事である。休憩中を除いてずっと立っているのだけれども、それだけなら特段珍しいバイトでもない。ただ、動かぬのである。届いた郵便物を私書箱別に分ける(局内では“割る”という言葉が用いられている)ときに、左右2メートルほどを時々移動するだけである。あとは枚数を数える(局内では“査数”という言葉が用いられる)だけである。まったくと言っていいほど動かない、というか動かないで済んでしまう。血が爪先にまで下がってくるので、軽く運動などをするのだけれども、休憩中に逆立ちするわけにもいかず、足のだるさは抜本的には解消されない。お咲きさんが[足を上の方に置いて寝なければ]というが、いくら疲れているからといって、棒のように寝返りのひとつもしないわけではない。足首にも負担がかかっているようで、歩き出すときは調子がでるまで、少し痛み、ぎくしゃくした歩行となる。

 そんなこんなを思っていると、激しく飲んでいたときの爪先を思い出した。冬などは感覚がなくなるほど親指が痺れていた。奥の芯がじ〜んと痛み、氷のように冷たかったのが思い出される。お酒を止めてからも痺れは続いていたけれど、気がつけば今は痺れがない。末梢神経がお酒でやられてしまって歩けなくなった人も病院で見てきた。[やっぱり、ああはなりたくないなぁ]と意識したことはなかったけれども、どこかの地点で引き返すことになったんだなぁ、と思う。そこが何処だったのか、まだ分からないけれども...........



今日のパンタ短歌

頭上にて花なきみどりゆらめいて冷えた茶を飲む 春は狂えり


今日のながらCD

THE SINGLES/PRETENDERS
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Commented by jyun at 2006-08-30 06:27 x
質問です♪。いつも写真が気になるのですが、どこから引用されているのでしょうか??画集とかあれば教えて頂きたいのですがm(._.)m
Commented by パンタタヌキチ at 2006-08-30 10:53 x
jyunさんへ
今使っているマグリットの絵は、画集ではなくて「芸術新潮」のマグリット特集号からです。その前の写真はデヴィッド・ボゥーイの『HEATHEN』というCDからです。画集なども使いますが、どれでしょう? この写真と指摘されれば種明かしします^ ^;
by alglider | 2006-08-27 09:26 | 回復過程 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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