なぜかぐったり
2006年 09月 30日
昼、マイ断酒例会に出ていたのだけれども、帰ってきたら何だかぐったりしてしまった。特段、例会で気になる話があったわけでもないし、体調が急に崩れたわけでもない。阪神が中日に敗れて、また3ゲーム差になったからでもない。
昨日、代打でヒットを打った今岡は嬉しかっただろうなぁ。私は、結構のんびりとした阪神ファンだから、これまでの苦労云々とかは言えないけれど、故障から復帰しての初安打が勝利を決定付けたのだから、これは本当のというか、奥の奥の心境は察することができなくても、心はいっとき舞い上がったにちがいない。岡田監督の采配を褒める解説もあったが、岡田監督は選手がタイムリーを打ったときでも、ファインプレーをしたときでも、自分のチームが勝利したときでも、なぜ[杉良太郎が近付いてきて嬉しい、いやぁ、なんでウチのとこに?]と感激しているオバサンのような表情をするのだろう?
昨日、今岡のタイムリーで阪神が勝ったあと、いろいろと頭を働かしていたら、
口癖は「やるときはやる」アル中は指名されないピンチヒッター
という、アル中川柳のようなものが浮かんできた。が、ピンチヒッターになれただけいいじゃん、と思ったりもした。が、はたまた、それは比較の幸福であって、やっぱり指名されないピンチヒッターの方が本質的に辛いんじゃないか、なんて考えているうちに眠ってしまった。
で、そんなこんな阪神で、ぐったりしているわけではなく、主原因は分からない。ただ、最近、ブログやmixiなどを見ていて、世の中には余りにも主張が多いことにぼんやりと疲れているのは確かなのである。その主張が気に入るとか入らないとか、正論であるとか間違っているということでなく、[そうできること]にただただ疲れているのである。
我は二死九回裏満塁で三球三振の夢捨てがたく
野球の例でいけば、みんながみんなピンチヒッターに指名されることを望んでいるかのようなのだ。違うかも知れないけれど、私の強迫観念かも知れないけれども。私はピンチヒッターとは名ばかりで本当はチャンスに登場するのだから、そんな期待まみれのプレッシャーには参加というか関わりたくはない。そんな期待には絶対堪えられない。そうなると、私は私でひねくれているものだから、上のような妄想の言葉が頭の中を巡りだす。うぅぅ、これってやっぱり疲れている?
今日の一文
バッティングセンターで球を見送っている 小杉なんぎ
今日ながらCD
VINCENTⅢ/VINCENT ATMICUS
by alglider
| 2006-09-30 11:03
| 日々是口実