印象派の午後
2006年 10月 07日
今日はマイ断酒会は昼例会であった。1時ごろ駅に着くと、突然の通り雨。会場まで濡れる。10分ほどで止んで、しばらく曇り。で1時半ぐらいになると、見事な秋晴れに。そして、風が強く吹き出し、ケヤキの葉がきらきらと舞う。ぼうっと、見とれていると、AAのTさんがやってきて「何をしてるの?」って尋ねた。
私は、その時、印象派の絵画のことを思っていた。このきらきらと輝く風景を、絵にするなら、印象派がとった点描画の手法はもっともだと考えていたのだった。この光の変化を部分部分が万華鏡のように変わっていく姿を、全体像として表わすなら、あの方法は当然行き着くものだったと。絵画の革新であったものが、技術が、手法が、感覚として実感できることに少し呆然としていた。頭でなく身体というのはすごいな、とも思ったが、珍妙な言い方で自分でも不思議なのだが、こう季節を感じてられているのはひとつの病かもしれないなんて思った。それほど、風に吹かれているのと、ケヤキの葉がつくり出す光の乱舞が頭を通さずに気持ちよかったのだった。
帰り、午後6時半ごろ。今宵見た月は低く、大きく、輝いていた。地球という惑星にいることを改めて思った。
sutanka
更新しました。一首です。
今日のながらCD
SIMON & GARFUNKEL BEST/SIMON & GARFUNKEL
by alglider
| 2006-10-07 10:54
| 日々是口実