否認、あるいは承認の円還
2006年 10月 11日
起きたら午後2時。ときどきこうやって深い眠りが訪れる。普段は、軽く浅い睡眠で日々は過ぎ去るのだが、病のように深い眠りが来る。午前からレコードを聴きながら短歌を作ろうと思っていたのだが、頓挫も頓挫。しかも、昨日寝床で、今日の一日の穏やかな秋の日射しをイメージしていたのに、湿気の多い曇天。こんな日は、プログレかブルースかと思ったが、意に反してTHE CUREの[SEVENTEEN SECONDS]をターンテーブルに乗せてしまった。ROBERT SMITHの声は秋にぴったり嵌る。
アルコール依存症は[否認]の病と言われる。[私はアル中なんかではない]というものだ。しかし、アル中の定義のハードルも日々低くなっていて、確かに旧態依然としたイメージでは[承認]しにくいかもしれない。私はすんなりと認めた。なんせTPOかまわず飲酒が止まらないんだもの、誰がなんと言おうとアル中ではないか......... ただ難儀なのは、いくら本人が自分はアル中であると[承認]していても、止めていない限り回りは[承認]していると[承認]してくれない。飲んでしまう病だから飲んだでは、その病を[承認]したことにならず、止めて初めて[否認]が解けたと[承認]したと回りが認める。二重にも三重にも屈折した病気であることよなぁ、詠嘆........私はその輪から抜け出したい......
sutanka
更新しました。三首です。
今日のながらCD
Maybe you've been brainwashed too./ИewRadicals
by alglider
| 2006-10-11 01:05
| 回復過程