雨の日の午睡

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16:25

 朝からの雨。

 遅い昼ご飯を食べたら眠たくなって、午睡をした。で、ふと眼をさますと、窓から西陽が射し込んでいる。止まった時間があって、うっすらと埃を被ったかのようなセピアの部屋で、上昇するエレベーターにいるかのように、体がふーと沈む。すると、ラジオから静かに幽かに弦楽四重奏が流れてくる。今度は逆転して、体が浮いていくのを感じる。

 CDかNHK/FMをつけっぱなしで寝ることが多い。目覚めた時、ちょうど、曲の変わり目であったらしい。

 雨は上がっている。億劫だった、買い物に出かけよう。今夜は仕事だ。





今日の一文

偶然も未来もあそぶ冬の野に棒杭となりて立てり           齋藤史
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Commented by ヨーコ at 2006-12-12 22:01 x
目に浮かぶような、素敵な随筆ですね。
さすが、作家です。
by alglider | 2006-12-12 06:07 | 日々是口実 | Comments(1)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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