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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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靄の中の漸近線 (覚え書き)

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22:44

 今夜はマイ断酒会の例会だった。

 徹夜仕事から帰ってきてから4時間ほど寝て、市役所に印鑑証明の追加手続きをして、一旦家に帰って、お咲きさんの為に味噌汁を作って、へて、例会に出発。

 すると駅に通じる裏山の近道は霧とまではいかないけれど、靄が立ち込めていて、何だか幻想的。竹本健治さんの『匣の中の失楽』を思い出しながら歩いた。中井英夫さんの『虚無への供物』へのオマージュとして書かれたこの一遍はアンチ・ミステリの傑作中の傑作だ。

 それにつられて短歌の一部分、[漸近線]という言葉が頭に浮かんだのだけれど、未だ完成せず。


 何ものかに近付きながら靄の中を歩いている私。


 アルコール依存症による問題が、どんどんと過去へ裾野を広げている。と言うことは対象とするべき時間が増えると言うことであり、アルコールの問題は時間の大河の流れとなり、量は質に転化し、濃密な濁流に呑まれる.......陰々滅々.......


 靄の中漸近線を行く..........





只今のながらCD

99.9 F°/SUZANNE VEGA
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Commented by 高人 at 2007-02-09 23:03 x
『匣の中の失楽』、私もよくぞ書いてくれたと、堪能した覚えがあります。
あそこでは、たしか不連続線というのが出てきてましたね。

『匣の中の逸楽』と書いて、恥を掻きかけたことあります^^;
Commented by machi at 2007-02-10 10:28 x
>アルコール依存症による問題が、どんどんと過去へ裾野を広げている。・・私も色んな些細なことから過去の心の状態に戻れます。
それは今、娘との会話から「そのころの私」を検証してその時の状態を語る時間が増えて来たからです。
これを重ねていくことで娘との溝がほんの少しでも埋まることを願っています。
by alglider | 2007-02-09 09:14 | 日々是口実 | Comments(2)