うへぇ

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11:36

 今からマイ断酒会の昼例会である........


 で、話は変わって、大学の文芸部の先輩であった山下泉さんの歌がどうも忘れられなくて、砂子屋書房から出ているぐらいだから、検索したら何か載っているだろうと調べたら、歌集[光の引用]は2005年度の現代歌人集会賞なるものを受賞されていて、朝日新聞の文芸欄で高橋睦郎さんが2005年の収穫として取り上げていたらしい........うへぇ


 以下、山下泉さんの歌集[光の引用]より


耳はただ水音もとめ透きとおる斜めに海に抱かれるごとく


遠き夜を手繰れば揺れる魚と蝶くぐりきし水まとえる光


日ざしにねむる明るい葡萄の内側をしずかにくだる車輪になりて


夕闇を少し砕きて呑みこめば尾に光浮き撫でる掌がある


明るい病室のような秋の日に町じゅうの金木犀銀木犀が散る


病廊は病巣のごとく野にうねる羽曳野という古き解剖台


水の髪そぞろに長き渡し舟積み荷なる吾が髪はこび去る


海に向くテーブルを恋う姉妹いて一人はリュート一人は木霊


裏梅を見にゆく旅の春の縁 父やわらかく物を問う声


胸の樹の小枝にかかる巣箱あり青葉の笛の鳥の音ぞする




注)私は現在、山下泉さんの[光りの引用]を入手しておりませんのでtanka1にて、評論のため用いられていた歌を、並べてみました。tanka1 における評も併せてお読みくださればよいかと思います。




只今のながらCD

FADO LISBOETA/AMALIA RODRIGUES
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Commented at 2007-05-12 19:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by alglider | 2007-05-12 10:57 | 日々是口実 | Comments(1)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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