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校正のこと雑記 + 短歌

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23:32

 まぁ、穏やかな一日だったかな。


 mixi での友人が、書き上げたばかりの自分の原稿を、直後に何度読み返しても、そのときは舞い上がっているから、よい推敲はできず、何でこんな文章を書いていたのと後で気付く(大意)、と書いておられた。まったくその通りで、書き上げた直後の校正・推敲はほとんど有効でなかったりする。


 しかし、私、時間に追われる仕事で、今日のものを今日中に出稿しなければならないので、深呼吸して読み直し、只今のところの私の問題点、文章の簡略化を行うのだが、やはり上手くいかない。ほとんど、翌日の最終校正で朱を入れることになる。長い間、くどくならない程度のくどさで読者サービスともいえる文章を書き続けてきたのだから、簡略化は少し慣れたはきたが、所詮、継ぎ木のような技術である。どっしりと構えて、時間をかければよいのだが、気が小さいので回りの目を気にして早くせねばと焦る。お咲きさんにこのことを言うと「丹田に力が入っていない」のだそうだ。校正・推敲には剛胆な感性も要るようである。無理やぁぁぁぁぁ........




母もの短歌推敲中


形而下に朽ちゆく身体を畏れつつわれ母を二度葬らむとす

けいじかにくちゆくにくをおそれつつわれははをにどほうむらんとす




形而上葬らむと添い寝するドライアイスのつめたき柩


けいじじょうほうむらんとそいねするどらいあいすのつめたきひつぎ







只今のながらCD

WARM AND COOL/TOM VERLAINE
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Commented by 高人 at 2007-07-28 10:50 x
時間に追われながらの推敲、文章の簡略化、字数の制限など、難しそうですね。
私など、冗長な迂回路での細部を楽しみたいタイプには、苦手な作業です。理系でも、時に淀みなく文章が流れ、論旨の展開の明澄さに惚れ惚れとする達意の文章に出遭うことも稀にはあって、それは救いですが、、、
Commented by BEATNIKS at 2007-07-28 11:05 x
二つ目の歌はドキっとしました。3年前父が亡くなった時、ドライアイスで囲まれた棺の中の父と添い寝しました。棺に治まるまでは、妹と煙草を吸わせてあげたり、山崎ウィスキーを唇に含ませてあげたり....しました。パンタタさんが淡々と読まれているのはわかっているつもりです。
日にちもたったんでしょうね、たぶん。
Commented by パンタタ at 2007-07-28 17:50 x
高人さんへ
惚れ惚れする文章に出合うと、校正の仕事であることを忘れてしまいませんか? はは。
Commented by パンタタ at 2007-07-28 17:56 x
BEATNIKSさんへ
そうですか、添い寝しましたか。そう、善人は添い寝するものなんですよ......
Commented by 高人 at 2007-07-28 21:57 x
惚れ惚れする文章に出遭うと、確かに一切手を触れたくなくなりますね。また、カタルシスを味わいますので、心身の調子は良くなります^^
ところで、最近パンタタさんの文章の感じが変わってきましたねー。
何か丹田に力が入って来ているような気が、、、
Commented by alglider at 2007-07-28 22:32
高人さんへ
ん、[丹田]の漢字が間違っていましてね。ソフトな校正ありがとうございます。
パンタタ
by alglider | 2007-07-27 20:10 | 短歌 | Comments(6)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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