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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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阿久悠さん雑記

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23:57

 さっきまで阿久悠さんの追悼番組を見ていた。


 で、今夜も更新が遅くなってしまった。POP GROUP のジャケット写真を載せて、阿久悠さんというのも我ながらすごいと思うけれど仕方がない。


 ジュリーの「勝手にしやがれ」「時の過ぎゆくままに」は本当にかっこいい。石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」を見ると、若いころからこの人は狂気を孕んでいる。岩崎宏美さんの「デュエット」「ロマンス」は初々しくて、プロデュースとしてもピンクレディに負けていませんです。ライバルとして中西礼さんのインタビューがあって、北原ミレイさんの「懺悔の値打ちもない」が流れると、次の北原ミレイさんのヒットが中西礼さんによる「石狩挽歌」だったことは感慨深かった。そうだったのかかかか.........


 NHK/FMの阿久悠さんへのインタビューシリーズをずっと聞いていて、その思慮の深さに感心したことがある。誰かが、都はるみさんの「北の宿から」の中の詩の一節の「おんなごころの未練でしょう」を取り上げ「未練でしょうか?」と従来の疑問形でないところにこの歌の神髄があると書いていたのを覚えていたのだけれども、阿久悠さんも「悲しみではなくて、すたすたと歩いていく女性」の演歌を表わしたい、なんて今日語っていた。


 阿久悠さんの最初のヒットがGS、モップス「朝まで待てない」というのも、私には馴染みがあってうれしい思い出。岩波新書から出ていた(タイトル忘れました)、曲の付いていない書き下ろし作詞集を、このように言葉を使えることをうらやましく読んだ覚えがあります。ご冥福をお祈りします。





只今のながらCD

THREE OF PERFECT PAIR/KING CRIMSON
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Commented by BEATNIKS at 2007-08-04 01:26 x
ポップグループ買ったんですか?私達の年代の歌謡曲好きにとって阿久悠は凄い存在でしたね。....この歌もそうだったのか....としみじみ思いました。いつもそう、亡くなって改めて焦るんです。とほ。
Commented by ヨーコ at 2007-08-04 07:45 x
阿久悠さんの追悼番組、わたしも横になりながら うつらうつらと眺めながら観ておりました。
(気がつくと、TVのスイッチが入ったままで、朝を迎えておりました・・最近、更年期障害が酷いのです。。。)

>石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」を見ると、若いころからこの人は狂気を孕んでいる。
昨夜の、この唄を歌いだした頃の映像には淡々とした様子しか伺えませんが、この後数年経ってからの、着物を格調高く粋に着流して歌いだしてからの姿には、鬼気迫るものがあります。
この「津軽海峡冬景色」を噛むように歌い尽くしたのか、すっかり自分のものに消化してからというもの・・・何かが乗り移ったような「狂気」さえ感じます。
まるで、プロの歌手としての職人技を見るような想いで、いつも観ています。。。この唄は、誰のものでもなく、石川さゆりのための唄だと思います。

阿久悠さんのご冥福をお祈ります。
                        
Commented by 訂正;ヨーコ at 2007-08-04 09:33 x
(乗り移ったような「狂気」さえ感じます。)
間違いです・・・乗り移ったような【凄み】さえ感じます。~です。
Commented by パンタタ at 2007-08-04 09:35 x
BEATNIKSさんへ
ポップグループはまだ買っていません。これは雑誌から転写。ポップのジャケットが発禁になったバージョン(処刑風景の写真)が出ていますが、こっちの方がいいし、インパクトあります。GSで言えばズー・ニー・ブーの「白い珊瑚礁」も阿久悠さんでした。
Commented by パンタタ at 2007-08-04 09:41 x
ヨーコさんへ
「津軽海峡冬景色」について阿久悠さんが「上野の発の夜行列車降りた時から/青森駅は雪の中」とたった2行で上野から青森までいってしまえるのが歌詞のすごいところ、って言っていましたが、あれだけの人でも、そこに感動しながら作っているのかと妙に感心した覚えがあります。
by alglider | 2007-08-03 20:56 | 日々是口実 | Comments(5)