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ぜんまい雑記 + 短歌

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23:01

 昨日のぜんまいの歌のこと、


 両親はとっくに亡くなり、実家は空き家になったままだ。最近は行っていない。今はもうないけれど、私の部屋には柱時計があった。ぜんまい仕掛けのものだ。父は、螺子というもの、回すものは、締めるものは右回しだと教えてくれた。


 でも、私の部屋にあった柱時計は違っていた。ぜんまいを巻くために、キーを差し込む穴が二つあるのだが、左の一つは時計を動かすためのぜんまいで右巻き、右の一つは刻を告げる鐘を打つためのぜんまいで、これは左に巻いた。ぜんまいは巻き過ぎると切れる恐れがあるけれど、いつもびくびくしながらぎりぎり目いっぱい巻いた。


 実家に帰ると、その今はもうない柱時計を巻く、自分の幻を見る。





短歌再掲

立ち止まりオリオン仰げば三つ星の冬の切っ先喉元にあり



たちどまりおりおんあおげばみつぼしのふゆのきっさきのどもとにあり







只今のながらCD

around / TOM VERLAINE
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Commented by BEATNIKS at 2007-10-25 10:25 x
その部屋にあったという柱時計はうちにあったのと同じタイプだと思います。
おんなじ事、巻き方ね、してました。ある時からコチコチと耳につくので押し入レにしまってましたっけ。今でもあるのかなぁ.....。同じ時代に生きてますね。
Commented by パンタタ at 2007-10-25 21:45 x
BEATNIKSさんへ
え、おたくとこも右巻きよ左巻きでしたか。それが構造上一般的だったのかなぁ。
同時代に生きてますね、同時代やんか。前から......
by alglider | 2007-10-24 20:06 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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