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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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目の前のこと雑記 + 短歌

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23:45

 2時間残業してしきた。

 
 明日は一人休まはるので、朝、ばたばたせんでええように、目処をつけて帰ってきた。


 昨夜、送稿した原稿はえらく評判がよかって、電話がかかってきて「作家大先生」などと、知り合いの若い編集者が冗談で持ち上げる。がはは。まぁ、気に入ってもらえればそれに越したことはない。編集部に行って打ち合わせもせず、メールのやり取りだけだったから、不安だったんだけれども、そこは、それ、亀の子たわしより年の劫。私は、褒められるのが、たいそう好みだから、悪い気はしない。かんらかんら。


 今日、明日のために目処をつけることもでき、ショートエッセイも前倒しで入稿でき、お酒を止めている結果が目に見え出すと、心はじつに軽い。心配はもう一本、原稿依頼があること。締切に間に合わぬ夢などにうなされることなく、順調に入稿してこましたる、エンリコ・マシアスだぁぁぁ……




短歌再掲

去る日とて何もなければそれでよし決意などなく 朝 髭を剃る


さるひとてなにもなければそれでよしけついなどなく あさ ひげをそる





痛みなく頬にひとすじ血の流るのつぺらぼうの始まりにさへ


いたみなくほほにひとすじちのながるのっぺらぼうのはじまりにさえ







只今のながらCD

a LITTLE SOUTH of SANITY / AEROSMITH
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Commented by くも at 2007-11-08 09:20 x
なんか、わかるなあ。

四十代この先生きて何がある風に群れ咲くコスモスの花
              道浦母都子(「風の婚」)

という感じですね。

この歌がはさまっていても違和感ないとおもいますよ。
「朝」のところ字をあけないと、雰囲気でないしね。
「のっぺらぼう」もちょっと自虐的でね、
よくわかりますよ。

 きれいにまとまってます
Commented by BEATNIKS at 2007-11-08 11:05 x
そうそうその意気、してこまして下さいな。
現代詩文庫(思潮社)から短歌文庫が出て、第一歌集が塚本邦雄なんですってね。時々このブログで拝見してたので読んでみようかと思っています。私達の父親くらいの年齢だんですね。
Commented by パンタタ at 2007-11-08 22:56 x
くもさんへ

生きていれば意志は後から従きくると思いぬ冬の橋渡りつつ

道浦母都子さんの歌では、これが私の心情に近い、というか、まんまです。
Commented by パンタタ at 2007-11-08 23:00 x
BEATNIKSさんへ
塚本邦雄さん読んでくださ~い。

おうぅ!エンリコ・マシアスっ!
by alglider | 2007-11-07 20:30 | 短歌 | Comments(4)