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あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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読書雑記 + 短歌

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23:39

 俵万智さんの「短歌をよむ」と


 天野忠さんの随想集を並行して読んでいる。短歌のことを少し勉強しようと思ったときは俵さんで、まっとうな初老の気分を勉強しようと思ったときは天野さんである。俵万智さんのは、簡単な初歩の初歩が書いてあるのだけれど、何も知らない私にはとってもためになるし、ここはこう、そこはそれ、と技巧の解説がなく、短歌が好きやから私はこう勉強・努力してきました、というのが嫌味なく書かれていて今のところ読みやすい。今のところというのは、嫌味がなくてもそこはやっぱり一つの歌論なわけで、あえて論にかかわりたくないと思ってしまうときがある。


 天野忠さんの随想は、こんな名文を書けるようになりたいという手本みたいなものである。古風な言葉も気持ちいいし勉強になる。ただ、名文というのは、著者のその奥に感じる心があってものだから、その〝感じる心〟を感じるのがまた楽しく、心持ちも勉強というか鑑となるものだ。





短歌再掲

殺 さ れ る 夢 見 て 我 は 寝 返 り す た だ恐 ろ し き 白 き 洗 面 具




ころされるゆめみてわれはねがえりすただおそろしきしろきせんめんぐ






この歌は30年ほど前に作ったものだ。この歌が何故か一首だけメモの形で残っていた。これがあったから、1年ほど前から短歌を始められたのだと思う。でも、今の歌とあんまり変わっていないなあ。当時から強迫不安症があったことが分かる。とほほ。







只今のながらCD

QUEEN Ⅱ / QUEEN
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Commented by くも at 2008-01-24 07:59 x
強迫神経症をあつかった映画「イン・ザ・プール」は傑作でした。
たしか、小説もあったとおもうけど。
その女性のさいごの悩みが、幼少時代、冷蔵庫であそんでいた、○○君をそこから出してないんじゃないか、で悩んじゃうです。

30年前の歌ですか。じゃあ、歌歴31年って言っとけばいいですよ。
Commented by テキーラ at 2008-01-24 13:03 x
ほんとだ。20代からあの抑圧的諦念的文体が変わってない。すごい。30年も前なのに。その頃もう酒あびまくってたんですか?
Commented by パンタタ at 2008-01-24 21:45 x
くもさんへ
冷蔵庫に云々は聞いたことがありますが「イン・ザ・プール」かどうかは定かではありません。

歌歴31年なんて、今の歌ではかっこ悪いじゃないですか。
1年そこそこの歌歴やから、許してもうてるのに。
とんでもないっす。
Commented by パンタタ at 2008-01-24 21:50 x
テキーラさんへ
抑圧的は了解しますが、諦念的はどうかなぁ.....
未練たらたらです。
当時はどうやったかなぁ。機会飲酒ではなくて、習慣飲酒ではありましたね。でも、まだ二日酔いとかしていたと思います。
アル中になったら二日酔いなんてありませんでしたから。
by alglider | 2008-01-23 19:52 | 短歌 | Comments(4)