平坦な雑記

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23:01

 帰りは雨。


 べたっと季節が凪いでしまったように、抑揚のない寒さが続いています。夕方から降りだした雨は、ときおり霙になって、黒いコートのそこかしこ、瞬間白くとどまり、溶けて、蓮の葉を転がる水滴のように落ちて行く。


 明日の昼まで雨の予報。洗濯物がベランダにそのまま。私はずぼらです、という看板を掲げているようなもの。まぁ、天気の良い日は良い日で白旗だし。


 疲れた頭を、二度三度、芸を仕込まれた猿のように振って、寝る前に珈琲を飲んでいる。さようなら世界夫人よ、もうあきてしまったんだった。








只今のながらCD

In C / TERRY RILEY
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Commented by ヨーコ at 2008-01-29 05:34 x
冒頭から、何て詩的で見事な表現なんでしょうか・・・
黒いコートに霙が溶けていく様子が 目に浮かぶような(蓮の葉を転がる水滴のように・・)メタフォ(比喩)・・・。

で、次の行で ちょっと笑わせて・・・。

>疲れた頭を~さようなら世界夫人よ、もうあきてしまったんだった。
寝しなの疲れきってしまった様子が表されて、素晴らしいですうぅぅぅ、う~ん!・・・・・・お見事です。

またまた、一編の詩を編んでいるかのようです。
Commented by ヨーコⅡ at 2008-01-29 06:09 x
パンタタさんの世界に誘(いざな)われて、魅了されてしまいます。
これぞ、パンタタ・ワールドですね・・・。
Commented by パンタタ at 2008-01-29 21:06 x
ヨーコさんへ
いやー、書くネタがなくて、さらっと流したんですが.......
あんまり褒められると、木に登っちゃいますぅ。
by alglider | 2008-01-28 20:03 | 日々是口実 | Comments(3)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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