晩夏 + 短歌
2008年 08月 11日
23:36
職場の
相方さん(お目付けデスク)が、お盆休みを取っていて、三日間編集を一人でこなさなければならない。当然、責任が問われる。プレッシャーがかかり不安神経症が出ている。一昨日あたりからそれが憂鬱で薬が手放せない。
そんなこんなで一時間半残業。気づくと窓から見える風景が随分と暗い。世界が夕闇に塗れる時間が早くなってきている。日中は相変わらず暑いが、秋をそこかしこに発見する。蝉の数も随分減った。もうすぐ法師蝉が鳴き出すだろう。
リビングでお咲きさんが横になり、ベッドで娘さんが寝ている。「私ら親子よ」という構図である。何とまあ。明日は二人で、お咲きさん方の田舎へ帰省するという。私の両親はもう死んでいるので、母方の祖父母孝行をよくする娘さんである。自分の若いころを思い起こせば、なかなかできないことのような気がする。私のことは放っておいてよいので、そうやってください、と願っている。
明日は校正をきっちりこなすため、半時間ほど早出しよう。プレッシャーに対しては、斜に構えて立ち向かう私である。うう。
夕 闇 に 鳴 く 蝉 悲 し ほ う や れ ほ ち ち っ と 途 絶 え し 夏 の み ぎ わ に
ゆうやみになくせみかなしほうやれほちちっととだえしなつのみぎわに
只今のながらCD
MOVIES / HOLGER CZUKAY
by alglider
| 2008-08-11 19:47
| 短歌