ブログトップ

あるのすさび

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
プロフィールを見る
画像一覧

季節 + 短歌

f0100480_2135167.jpg


23:50

 帰り道、


 今夜も月が冷やかに冴えうつくしかった。いい季節だ。


 日本には四季があってうつくしい、という。以前、ニュースで、ある小学校の生徒が「一年中一つの季節の国で育った人は、それはそれでその国の季節の素晴らしさ、うつくしさを知っていると思います(注・うろ覚えで不正確)」とまっとうな意見を言ったら、教師が富士山や、雪渓、春の雪解け、菜の花、桜などなど、四季のうつくしさをハイビジョン(多分)で撮ったビデオを生徒たちに見せて「教育」していた。洗脳である。元・安倍総理が「うつくしい国」をスローガンに掲げていた当時の話である。仰天しました。


 夏がなくて三季でもいいよ、私ゃ。






落 日 は 知 ら ぬ 顔 し て 寄 る 辺 な き 想 い を ひ と つ 残 し て ゆ け り




らくじつはしらぬかおしてよるべなきおもいをひとつのこしてゆけり






只今のながらCD

FEDERICO MOMPOU DISC4
[PR]
Commented by くも at 2008-10-18 00:20 x
もうすぐ、夏と冬の二季になるとおもいます。
うまし国、秋津島。

「落日は」の歌。こんかいは、その真意が
じつはよくわかりません。
すみません。
Commented by パンタタ at 2008-10-18 00:31 x
くもさんへ
夏と冬は困ります。春と秋になりませんかね。春秋ということで、って乱れるか......
「落日」の歌ね、いろんな言葉をいじくってて、ぽんとまとまった気がしたんですが、駄目でしょうね。一日一首、載せようと試みているのですが、駄作になるならやめたほうがいいのでしょう。何しろ、いじくってた歌を勘定すると、五首分ぐらいの思いが混在してますわ、これ。ま、これがメモの形になって、新しいのに生まれ変わると思います。が、それやったら、載せるな、ということですな。すみません。テキーラさんが指摘している私の「赤裸々にまとう風のスカーフ」の歌は文法的にどうなんでしょう?
ご鞭撻ご指導ください。
Commented by くも at 2008-10-18 20:59 x
赤裸々にまとう風のスカーフ・・・・

どこにありました?
Commented by パンタタ at 2008-10-18 21:36 x
くもさんへ
10月10日の日記のコメント欄を見てください。
Commented by 了解しました くも at 2008-10-19 04:38 x
な く す も の ひ と つ 残 ら ず う し な い し 赤 裸 裸 に ま と ふ 風 の ス カ ー フ

文法的にはこれでじゅうぶんです。ただ、テキーラさんの指摘の仮定法もおもしろいとおもいます。それは文法的でなく、内容として。

短歌の読者の視座は、過去に振り返ることを
おっくうに感じるんです。なくすものをひとつ残らず
失うことを過去につきあうのは、めんどうかなって。

だから、それを仮定として、まだ失ってないなら、
それは、気軽に作者につきあえる、というところでしょうか。


過去の「き」をパンタタさんはよく使われているけど、
たまには、「いま」という刹那、「仮定」という近未来、
も「あり」なんではないでしょうか。

以上、愚見でございました。
Commented by パンタタ at 2008-10-19 13:12 x
くもさんへ
ありがとうございます。
私が、過去を振り返った「口惜しい」歌が好きなんでね。
それと、短歌をやり始めて過去が振り返えれてるんで、
そういう表現が必要なこともあるんでしょうね。
でも、「刹那」、仮定という「近未来」ですね。
そうですね、ちょっと先を見つめましょう、
と言ってもそれが恐いのですがね。
後ろを向いて「嗚呼、嗚呼」とやっとるわけです。
by alglider | 2008-10-17 21:03 | 短歌 | Comments(6)