2016年 12月 18日 ( 1 )

驚いた夜    一首


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19:21



月 光 を 集 め て 咲 け る 石 蕗 に た れ に も 語 ら ぬ 悔 い は あ り け り



げっこうをあつめてさけるつわぶきにたれにもかたらぬくいはありけり



 昨日は


 マンション改修工事の不手際(というほどでもない)、ま、ちょっこしうまくいっていない部分(ドアのシート張り替え)を直しに業者さんが来てくれることになっていたのだが、時間が分からない。私は森元暢之君と歌集の表紙の打ち合わせをしたかったのだけれど、夕方まで家に拘束され、で、森元君とは夜の7時半、葉ね文庫で待ち合わせることになった。森元君は本当に薄着で、ダウンの下は半袖、しかもアロハ一枚。そのダウンも警官に変質者として職質されないように着ているようなものだという。ビッグだぜ。


 遅れるというので、私が先に葉ねさんに着いていて、森元君が後から顔だけひょいと出した。それを見た葉ねのお客さんが「あれ、森元さんじゃない?」と言われる。私はびっくりしてしまった。私は表紙を頼むぐらいだから、相当彼の絵に対して思い入れがあるのだけれど、はっきり言ってメジャーではない。ガロやプガジャからのカルト的(失礼!)ファンはいるけれど。話が発展して、そのお客さん(ご夫婦2人)と森元君は東心斎橋の「てきぱき」という散髪屋さんを共通に利用していた、と分かる。30年は通ってるってお三方、すごい。


 それと「てきぱき」と言えば、亡き亀水君が私に勧めてくれていた散髪屋さんだ。名刺も貰った記憶がある。これもとっても不思議なご縁のような気がして、ぐっと距離が近づいてしまった。しかも、電柱や電線の写真を撮る趣味まで一緒で、旦那さんと写真を見せ合うとよく似た視点があり、これまた驚いた夜となった。奥さんはネット古書店をされており、覗いて見ると懐かしい「装苑」があった。実家にまだあるかもしれないなあ。で、帰り着いたのは午前0時近かった。お酒をやめてから、久しぶりの夜遊びのような気がする。


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 只今、葉ね文庫には塚本邦雄がずらりと古書で入っている。写真が以外にもある(撮ってきたらよかった)。間違っていたら店主の池上さんに迷惑を掛けてしまうから、うろ覚えの値段は書かないけれど、高価ではなかったですよ。遠くの諸君、通販という手もあるぜよ。テキさんどう?


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 街はクリスマスイルミでいっぱいだけど、無理はせんでもええんと違うん、というたたずまいの明かり。@中崎町。


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 主なきターシャさんの庭。水仙が咲き始めている。朝、葉の先に光る露。きらりん、きらりん、きらりん。




 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

RED / NANASE AIKAWA
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by alglider | 2016-12-18 18:16 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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