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カテゴリ:短歌( 1382 )

秋鬱    一首(推敲しました)

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21:51



い つ の 日 か 黒 い 小 舟 に 乗 せ ら れ て 渡 る 川 見 ゆ 胸 に 花 束



いつのひかくろいこぶねにのせられてわたるかわみゆむねにはなたば



 のんびり


 過ごしたような、たんに体調不良のような。短歌の校正をしていても楽しいのだが、なんだか前に進まない。秋になると「秋鬱」というものがあるらしいから、それかもしれない。いちど診断をくだされたことがある。日暮れが早くなり、どうも暗闇が恐くなる。日に当たる時間が短くなると、不安が出る。


 職場に向かう電車のなか、九つほど地下を走る区間があるのだけれど、どうも不安でかなわない。風景が見えないとどこへ向かっているのか。運ばれるのか、分からない(いや、分かっているのだけれど)ような気持になる。たいがい寝るようにしてるのだが、時々目が覚め窓の外が暗いと、嫌~な気持ちになる。滅入る。めつめつ。



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 紅葉が始まった。たぶんこれはハナミズキの葉、だと思う。私は桜の紅葉が好きだ。毎年、写真を撮るが、今年はまだきれいな色が出ていない。



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 新しく買ったエプソンのプリンター。今までキンコーズへ行っていたのだけど回を重ねると、買った方が安いと分かった。キンコーズで歌集の原稿を刷ると2000円ぐらい掛かるときがある。プリンターは6000円ほど。ビュンと出てきて早い早い。




  
 昨日はこればかり聴いていた。元の曲がいいからその時代時代のアレンジが生きるんだろうなあ。IZAMひさしぶり、笑。




 そんなこんな。




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只今のながらCD

RATTUS NORVEGICUS / THE STRANGLERS
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by alglider | 2016-10-23 19:08 | 短歌 | Comments(2)

読む、描く、奏でる     一首


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21:59



窓 辺 に は ガ ー ベ ラ 二 つ 無 防 備 の ひ か り 差 し 込 む 朝 の 来 た り ぬ



まどべにはがーべらふたつむぼうびのひかりさしこむあさのきたりぬ




 久しぶりに


 大阪はミナミ、心斎橋とアメ村方面へ足を向けた。詩人、三角みづ紀さんの新詩集「よいひかり」刊行記念トーク&スペシャルライブである。会場がアメ村のスタンダードブックストアのBFカフェでスタンダード~は初めて行ったが、雑貨や古着、そしてファッション、デザイン、写真集などなどヴィレッジヴァンガードをもっと整然ときちんとした感じだ。スペースも広くってすごい贅沢。こんな贅沢で趣味を広げた作りの本屋って難しいだろうけど、楽しみも多いだろうなあ、と元本屋は思う。


 三角さんの「よいひかり」からの詩篇朗読と表紙画を描いた画家のさとうさかなさんの詩集の白い裏表紙へのライブペイントと青木隼人さんのギターなどが朗読中ずっと流れている、というトーク&ライブ。


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 表紙は上のような絵で文字はいっさいなくて背表紙にタイトルが入っている。で、このイベント中の描かれたのは、さあ、30冊ばかりあっただろうか、下のような感じである。私も描いてもらったのだけれど、最初から背表紙として印刷されていたかのように素敵だ。


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 私はこの詩集を以前に買って寝る前にベッドでよく読んでいたのだが、さて昨日の捜すとないのである。だいたい新しい本の置き場所は3か所だから、変なところに行くはずもないと思うのだが、そう言えば最近心もとないこともしばしばだ。えいっ、と諦め、今日、二冊目を買って描いてもらった。リクエスト制ではないので誰がどのような絵になるかは分からない。その時の朗読と音楽と画家のインスピレーションの混合の帰結で、私のは下の写真。


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 朗読はたんたんと呼吸するような感じで溜息のようでもあり、ふと漏らした息のようでもあり、あ、詩作しているときもこんなリズムかな、と想像するものであった。台所で詩作する話は面白かったな。帰りは日曜だが夕方からお店を開けるとツイートされていた葉ね文庫へ立ち寄った。筒井富栄全歌集と小紋潤歌集「蜜の大地」を購入。久しぶりの歌集だ。詩集ばかり読んでいたこの頃でした。この一週間は風邪をこじらしていたので、自分の歌集の準備は進まずです。




 そんなこんな。




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只今のながらCD

SICK TO DEATH / FREEDOM TO GLIDE
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by alglider | 2016-10-16 20:34 | 短歌 | Comments(2)

よく歩いた   一首



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22:37



網 の 戸 に し が み つ き た る 抜 け 殻 も 風 に さ ら さ れ 記 憶 と な り な む



あみのとにしがみつきたるぬけがらもかぜにさらされきおくとなりなむ



 昨日の


 日曜は朝5時に起きてお咲きさんの田舎・丹波まで出かけて法事。昼の2時には寝屋川に戻ってきて、なんやかんやと用事を済ます。早起きすると一日が長い長い。夜、1時ごろに床に就いたから20時間も起きていたことに。長いはずだよ。


 で、今日は歩いた歩いた。近くのスーパーで年賀状の印刷予約をし、とにかく大阪へ出て中央郵便局へ。お咲きさんの依頼で現金書留を送りに。久しぶりだ、現金書留。なんか漢字の画数や響きがいいよね、現金書留、笑。最近は振り込みが主流だから、なかなかやらないよね現金書留。その現金書留は中に幾ら入っているか金額を言わなきゃならないのだが、久しぶりだからすっかり忘れていて、お咲きさんに聞いていなかった。。で、電話するけど出ない。仕方ないので後回しにして、キンコーズへ歌集用のデータをプリントアウトしに。それが終わると、プリンターを買いにヨドバシカメラへ。白黒プリンターだと6000円台であった。それから郵便局へ取って返して、喫茶店に入れたのが午後4時を回っていた。3時間は歩いていましたね。外は寒いぐらいで、いい運動だった。



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 マンションから駅へ出る途中に公団住宅を横切る。そこに高齢のおばあさんが住んでいらして、いつも庭が丹精されていたが、最近、庭も荒れてきて、お見かけしないなと思っていたら、住宅の草花を世話をしている人たちがきれいに刈ってしまった。お一人暮らしだったから、子供さんの家に行かれたか、施設に入られたか、引っ越した後はないから入院かもしれない。こっそり勝手にターシャさんと呼んでいたのだけれど。しばらく見かけなくなってから、庭に出る網戸に蝉の抜け殻がずっとあるのが気になっていた。庭も整理されちゃったことだし、近づいて写真を撮ってきた。上のトップ写真もターシャの置いて行った物たちだ。



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 ドトールコーヒーでスマホを充電しながら、プリントアウトした歌集原稿を二つ折りにして綴じ本を作る。251首ある。本の形にしないとよく似た表現が並んでいるとか、並び替えが必要とかが、よく分からない。ざっと目を通すと、最後の歌が弱くなっている。すこし入れ替えるか、削るか、なんて編集作業が捗る ← これからね。





 くしゃみ、鼻水、そんなこんな。






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只今のながらCD

FALL / FREEDOM TO GLIDE
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by alglider | 2016-10-10 19:57 | 短歌 | Comments(4)

冷蔵庫がダウン   一首


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20:53



寝 入 る と き ふ と 気 づ き お り わ れ も ま た 涙 の 淵 に 立 っ て い た の だ と



ねいるときふときづきおりわれもまたなみだのふちにたっていたのだと




 金曜日の


 夜に「あれー?」と冷蔵庫が動いていないのに気が付いた。そういえばバターなども朝から軟らかかったなあ。冷凍庫は弱弱しいが動いていて、アイスクリームが“はんなり”していますどす。取説なんてどこにあるか分からないから、ネットでダウンロードして調べてみても分からない。分からないから、おっちゃん風にどんどんと勢いよくドアを何回か閉めてみたり、中の物を取り出したり、していると、なんと動いたのである。


 しかし、土曜日病院やらなんやら用事を片付けて帰って来ると、冷蔵庫がまたまたダウンした状態。またおっちゃん作戦を試みるも駄目。取扱説明書をよくよく読むと、製氷機ランプが「3回点滅していると製氷皿や貯水量検知レバーに何かが当たっている」「3秒間点灯後1回点滅していると冷凍庫室半開き」「3秒間点灯後2回点滅していると冷蔵庫半開き」と問題個所を教えてくれているらしい。しかし、わが冷蔵庫は12回点滅をして、やや間をおいて12回点滅を続けている。なんやー、これ。で、今日、サービスセンターに電話を入れた。


 するとですな、ランプによるお知らせは専門家だけに分かるサインも出していて、問題の12回は「ファンの故障です」と●立電気の●山さんがおっしゃる。保証期間は過ぎているが、部品はまだ作っている期間だという。それで、次の土曜に修理に来てもらうことになった。二人とも忙しく働いていると、簡単に明日お願いします、とは言えない。また冷蔵庫周りを片付ける、というかレンジやオーブンの棚を移動させないと冷蔵庫を引っ張り出すスペースが生まれない。私はもう、そんなことを考えただけで一日中憂鬱で、まったく休みが台無しになってしまった。気が小さいなあ、つくづく思う。また坐禅を再開しよう。しかしなあ、前の冷蔵庫は30年近く達者でおったのに、今回は4年で故障。家電運は分からんもんですな。



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 駅前のスーパー4階でセヴンティーンアイスを食べる。家のアイスは多分もう駄目だろう。4階にはベンチが幾つかおいてあって、中学生が勉強というか寄っていた。中間試験が近いのか、男の子が「プレイスって何や『場所』か?」なんて女の子に聞いている。思わず「そう、場所場所」と答えたら、女の子が男の子に「教えられとる」、笑。で、仲良くなって、いろいろ聞くものだから答えていたら「ディテクティブ」なんて難しい単語が出てきた。中1で習った覚えはないなあ。シルバーヘッドのボーカル、マイケル・デバラスが後に作ったバンドの名前がディテクティブだったなあ。しかし「探偵」を覚えなきゃならない教科書ってどんな物語だろ。



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 お咲きさんが短歌編纂の集中力が高まるかも、とフィトンチッドのアロマ発生器を買ってくれた(本当は自分が欲しかった、のだと思う)。なかなかいい香り。森林浴しながら、歌集作りに頑張っております。アロマのせいか、だいぶんと進みましたが、問題点も多々出てきました。ただいま150首ほど選び、目次・ページ立ても終えました。




 そんなこんな。




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只今のながらCD

TEASER AND THE FIRECAT / CAT STEVENS
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by alglider | 2016-10-02 16:18 | 短歌 | Comments(2)

背中が鉄板   一首(推敲しました)

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22:37



も う 一 度 ひ る が え る 旗 た れ の た め 死 ね と 言 う の か 誇 り に ま み れ



もういちどひるがえるはたたれのためしねというのかほこりにまみれ



 歌集の


 準備を根を詰めてやっていたら、背中が痛みだした。いつもの後遺症の痛みより“するどい”痛みなので、4年前の緊急入院を思い出した。たまたまその日はペインクリニック(整形外科医)に行く予定だったので、事情を説明すると、以前持参したDVDの映像が残っていて「こんな珍しい病気が同じ場所で起こることはまずない」と言われ、痛みはあるもののホッとする。お咲きさん曰く「体が固まってるから」。そういえば運動をしていない。嫌いだし。


 根を詰めてやった結果、歌集は編纂作業に取り掛かれる段階に入った。入ったけれど、さて何かいいアイデアというか方法論はないものか、とお気に入りの歌集の作りの分析ばかりしている。ふむふむこういう章立てか、ここで空白を入れて、それに大体何首あればいいのだ?なんて数え始めたり。そんな塩梅で構成の方は脱線し勝ち。今度はとにかく、えいやっ!とひな形を作ってしまないといけないなあ。大幅に変更するにしても、変更するものがなくては話にならない。



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 ま、歌集でも詩集でも編集・校正の悩みは同じだろうけれど、いろいろ苦労話を聞いていた、なっちゃん(萩野なつみ)の詩集「遠葬」が出来上がって送られてきた。出版社はどーんと思潮社である。24日に葉ね文庫での先行発売が始まり一般大型書店の詩歌コーナーには月末あたりに並ぶのではないかしらん。



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 家の中には思い出深い物々がある。玄関の下駄箱にあるゴジラのフィギュアはお咲きさんと娘が出先で買って(私の誕生日だったか、理由は覚えていない)、それを娘がマンションの通路を走って「お父さ~ん」と持ってきてくれたものだ。娘が小学生のときに工作でつくった動かない時計、お面、木製パズルなどなどいろいろある。5年前に職を辞して横浜からこっちに戻ってきて4年間居て、いろんなものを置いて結婚していった。この一つ目の人形には何の思い出も思い入れもないのだけれど、その4年間の間に現れて居ついている。今、娘の部屋を短歌の編集用に使っていて、この一つ目ちゃんが同居人になっている。思い出はこれからね、と写真におさめた。





 そんなこんな。



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只今のながらCD

LUNASA / LUNASA
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by alglider | 2016-09-25 15:19 | 短歌 | Comments(2)

気圧のせいかなあ.....   一首


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17:12



昼 ま で を だ ら だ ら 寝 て お り 日 曜 の 篠 突 く 雨 に く じ け て お る よ



ひるまでをだらだらねておりにちようのしのつくあめにくじけておるよ



 塔の田村君に


 誘われて日曜に大阪文フリ(文学フリーマーケット。雑学フリーマーケットのフリーはFreeではなくてFlea、蚤の市の「蚤」であるとか)に行ってきた。面白そうなものを買ったうえで、フリーペーパー(ことらはFreeでしょうね)や冊子を貰うものだから、すぐトートバッグがいっぱいの状態に。会場に着く前に自販機で水を買ったのだが、電子マネーで買うと出てこない、おかしいなあ、と思ってもう一回すると2本出てきた。それだけでも鞄が重いわけで、1本は田村君にプレゼントした。最初「いりませんよ」とか言ったけれど、すぐに事情を察してくれたようである。


 見知った人にも何人か会い、名刺を交換したり、そしてカイエのブースを見つけると草さんがちょこんと座っていた。「一人?」と尋ねると、とみいえさんを待ってるとか。カイエは順調に知名度が上がっているようで、4号は手元にはないという。



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 草さんがフリーペーパー歌集を出していた。みんな丁寧な活動をしているなあ。昔、今は死語のミニコミというものが流行った頃は、私も好きでガリ版刷りで作ったものだけれど、冊子づくりにとってこんな便利な世の中になった時には、すでに興味がなくなってしまっていて皮肉なものだ。



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 大阪駅からすこーんと抜けて見えるダイキンのキャラ、ぴちょんくんが夜には光ってウインクをしたりするのでカメラを向けたが、たんに謎の発光体になってしまった。残念。





 なんか体がだる重い、気圧のせいかなあ.....おしまい。そんなこんな。




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只今のながらCD

ワルツを踊れ / くるり
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by alglider | 2016-09-19 15:59 | 短歌 | Comments(0)

光る風が吹く   一首



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20:31



外 輪 の し じ ま に と ま る ヤ マ マ ユ を 纏 い て 立 て り サ ー ト ゥ ル ヌ ス は



がいりんのしじまにとまるやままゆをまといてたてりさーとぅるぬすは



 バレーボールの


 アジアクラブ選手権の決勝を見ながら書いている。日本はNECレッドロケッツが代表として出ている。オリンピック代表だった島村は調整できなかったのか参加していない。古賀の姿を久しぶりに見ているけれど、あどけなさが消え表情もプレイもいい感じ。柳田(ショートヘアが似合ってますわ)も先発していて相変わらず猫のような笑顔。で、♪ピンポンッとチャイムが鳴って出てみると昼間に注文したKIYO*SEN(鍵盤はカシオペアにいたベテラン大髙清美さん、ドラムが高校生の時から天才と騒がれていた川口千里ちゃん。二人がバンド組んでるの知らなかった)のCDがもう届いた。アマゾン経験上最速だわ。


  


 土・日曜にまとめて進めてきていた歌集の編集作業だけど、先週あたりから帰宅後に1時間でも2時間でも進められるようになってきた。選歌の対象となる歌を選び終わって(ということは拾いなおす対象の歌の一群が生まれたことを意味する)、旧仮名を新仮名にかえている。途中から新仮名遣いにしたので、どうしようか迷っていたのだけど古いのもすべて新仮名で統一することにした。現代語、古語ごちゃ混ぜは歌の味わい(勝手に思ってる)としてそのまま。タイトルは二案あって、最初のやつを福島先生に言ったら「おっ、いいねえ」と言われたので、後から浮かんだ案も気に入ってるが、相談した方がいいかもしれない。表紙はガロ出身のマンガ家である森元暢之君に頼もうと連絡を取れるようにした。タイポグラフィは頼むかどうか迷っている。



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 土曜日(10日)に「永遠でないほうの火」を上梓した井上法子ちゃんが来阪していたので、葉ね文庫で会った。彼女とはネットで知り合ってから8年ほどたつが、高校生だったときから歌集をいつか出すだろうと思っていた。次は詩集かもしれないなあ。別れてから南森町に戻り繁昌亭へむっちゃんに会いに。職場の人に頼まれていた落語四天王てぬぐいを受け取りに。なかなか手に入りにくかったようで、むっちゃんに職権を乱用してもらった、笑。




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 時代がだんだん嫌な雰囲気になってきて、これまで本棚になかった本が増えてきている、というか出版自体が増えてきたのだ。山上たつひこの「光る風」(未読の人はぜひ)がこう現実味を帯びてくるとはなあ。しかし70年代になぜ山上はこの漫画を描いたのだろう?




 レッドロケッツ優勝した。そんなこんな。



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只今のながらCD

CHOCOLATE BOOSTER / KIYO*SEN
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by alglider | 2016-09-11 16:46 | 短歌 | Comments(2)

捗りました  一首


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22:49



逆 光 に 耳 朶 透 き と お り う た た 寝 の き み を 見 て い る 夏 の 終 わ り に



ぎゃっこうにじだすきとおりうたたねのきみをみているなつのおわりに



 土・日曜の


 二日間は歌集の選歌のための準備歌稿の整理に明け暮れた。まだ編年体、逆編年体にするとか章立ての構成とかは全然考えていない。ただ、歌誌「月光」に掲載してきたのをプリントアウトして紙の上であれこれ考える準備ができたところ。私の場合、三首であろうが十首であろうが、最終的にはプリントアウトして紙の上であれこれ考えないとまとまらないというか、納得ができない。何か鉛筆を走らすことと脳は連動してるようで、もう古い人種なのかもしれない。


 そうだ、土曜日は朝の内に病院へ行き、ホームセンターと回転ずしに行ったのだった。ホームセンターでリビング用の照明器具を探す。というのも、もう4年になるがリビングの蛍光灯が切れてから交換していないのである。うちのマンションは天井が高く、これまではテーブルの上に椅子を置いて換えていたのだが、4年前に背中の手術をしてからはどうも足元がおぼつかなく、よう上らない。で、ほったらかしになっていたのだが、歳を取ると薄暗いと心細くなってきた。で、3000円弱で取り付け工事にも来てくれるという。何回も変えるのは面倒なのでLEDを探したのだけど高価ですね。しかし5年保証で電気代を考えると結局安いのかもしれない。まだ、注文はしていなくて、のんびりである。


 回転ずしは久しぶりに行くと鶏南蛮とか生ハムとか洋食屋のような寿司ネタが回っていて、以前からその傾向はあったけれどとどまるところ知らず、という感じですね。隣に座った子供はいきなり豚カルビでしたから。そうやって育つよね。うちの娘を初めて回転ずしでないところへ連れて行ったとき「注文の仕方が分からん」と静かだった。思いだした。



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 病院へは裏道を行くと近道で、うねうねと曲道の上り下りのある道で、ところどころに田畑が残っている。九月に入り、そろそろ稲刈を待つばかりに実った田圃である。




 そんなこんな。






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只今のながらCD

夏のぬけがら / 真島昌利
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by alglider | 2016-09-04 19:26 | 短歌 | Comments(0)

葉月尽日   一首

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18:35



二 つ 三 つ 蝉 の 骸 を 踏 み し 夜 は わ れ を 預 け て 眠 た か り し を



ふたつみつせみのむくろをふみしよはわれをあずけてねむたかりしを



 27、28日と


 一泊で東京へ行ってきた。所属する短歌結社「月光の会」の夏合宿である。去年は会津までの遠出だったが、今年は東京の青山のホテルだったので、いつもより集まったメンバーも多かった。月光の合宿は一日目は無記名一首の歌会をして、二日目は名を挙げて五首連作を批評し合う。上の歌は五首連作「夏越えの歌」の最後の歌。月光の単行本を編集している野口さんと打ち合わせをして、歌集を来年三月までには何とか、という話に。野口さんは今年中に出したかったようだが、私の方がそれでは間に合わぬ。表紙のイラスト、歌集名、装丁のイメージの話が進んで、これで幾分気持ちは楽になった。


 29日から8月いっぱいは遅い夏休みを取っていて、のんびり家で過ごしたのだが、29日は東京の疲れでほとんど何もせず。疲れてるので寝るのだが、寝ると別の疲れが出る。背中を中心に上半身が固まってしまった感じ。30日はそろっと動き出してペインクリニックまで。東京に行く前日に痛み止めが切れてしまっていたのだ。ロキソニンで凌いだけど、日々の薬をきちんと飲んでいないと、思わぬところに痛みが出たりする。最近、左手首から先が震えて力が入らない時がある。頸椎のレントゲンを撮ったけれど特に異常なし。握力を測るが左は20とちょっと。女性と同じぐらいである。右も平均に全く足りない。


 昨日から涼風が立って、合図のように赤とんぼの群れがあちこちに見られるようになった。季節は移ろい、世は動き、明日に死すとも、といったことを言いたいが、一昨日、大学時代の歌姫・高田マミちゃんの訃報が入った。病名の情報はないが、十年の闘病生活だったと知る。六十を越えてまた一人また一人の夕暮です。



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 真昼には雷雲が立ち上がっているときもあるが、朝夕は秋の空だなあ、と思うほど高くなってきた。一日も短くなってきているし、生きていれば繰り返し、繰り返し、毎年同じことを言っている。書いている。



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 買い物へ出て、スーパーを過ぎて府立公園まで足を延ばした。そこにも赤とんぼが見られたが、大きなクロアゲハがゆらゆらと花に止まったり、踊ったり。今では黒ければなんでもクロアゲハと一括りにしてしまうが、子供のころはちゃんと種類別に名前を覚えていたものだ。さて、と家に帰ってから調べてるとモンキアゲハであった。そうそう、そう言えばこれが一番よく見る種だったな。





 そんなこんな。





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只今のながらCD

BLUE TRAIN / JOHN COLTRANE
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by alglider | 2016-08-31 15:46 | 短歌 | Comments(0)

お盆は過ぎてオリンピックも終わりだ   一首


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18:16



月 光 の き ざ は し 昇 る 帰 り み ち 明 日 に お も ね る 答 え は 捨 て て



げっこうのきざはしのぼるかえりみちあすにおもねるこたえはすてて



 先日、

 最寄りの駅ホームでサングラスをなくした。ちょっと外して、度付きの眼鏡に換えてiPodを操作していたときにベンチの下に落としてしまったらしい。昼はもちろん、もう朝からサングラスなしでは私の目はもたない。いつからか、肌の日焼けのように目が焼ける感じが分かるようになってきた。少しに時間で目がひりひりしてくるのだ。とりあえず100均のサングラスでその日をしのぎ、新しいのを買い求めた。


 なくしたサングラスの色は黒っぽいレンズで、かけていると今にも一転にわかに掻き曇り雷と夕立がやってきそうな気になるものだった。今回は昔、ジョンレノンが付けていたような薄い茶色のフレームにレンズはセピア色である。私のマンションから駅に出る近道は、小さな森を抜ける遊歩道なんだけれど、このセピアのサングラスで行くと懐かしい過去へ歩みを進めているかのようだ。下のユージン・スミスの写真を思いながら駅までを歩く。



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 色眼鏡とはよく言ったもので、かけるサングラスの色合いで、極端に言えば世界に対する感じ方、見方がまるで違ってくる。ま、それは事実だからそれでいいとは思うのだけれど、ときどきその眼鏡を外せなくなった人と出会う。もうずっとかけているから顔の一部になっていてそれは素肌のようだ。



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 トップの写真は改修中のマンションで、只今、11階まで足場が組まれ下地の塗装が始まった。何から何まで養生されて、こんなに至れり尽くせり(←使い方おかしい)とは思わなかった。廊下も階段もエレベーターも窓も扉もチャイムもすべて養生され、消火器までこんな状態。



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 TALKING HEADS のTシャツが届いた。最近の流行は細身だからXLを買ってもそれほどゆったりではなかったのだけれど、アメリカから届いたXLはさすがに大きい。出始めたお腹もゆったりカバー、笑。暑くって暑くってまだまだTシャツの出番は多いけれど、蝉しぐれはすっかりツクツクホウシに。秋の入り口はそこかしこ、月も虫も私を招く。




 そんなこんな。




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只今のながらCD

LOUD HAILER / JEFF BECK
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by alglider | 2016-08-21 13:10 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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