<   2006年 05月 ( 38 )   > この月の画像一覧

前振り、掴みだけ......そして頓挫

f0100480_10322250.jpg


 最近、徹夜バイトを始めてから、夢の内容や登場する風景が違ってきたと書いた。そんな話を、マイ奥さんである、お咲きさんに話していると[よう、そんなけ毎日毎日、夢を見るなぁ]と感心する。[しやけど、忘れているだけで、みんな夢は見ているらしいでぇ]と、私が呟くと。[情報整理らしいね。寝ている間に夢で過去や日中の情報を整理しておくらしいやん]と言う。続けて[あんさん、演算能力が劣るんやわ。そんなけ夢見んのっ]。うぅーん、私[intel、入ってないっ!]

 ちょっと今から、都島断酒会の昼例会にお出かけ、夜は酒害相談講習.......本文は、夜、遅くということで.....

 睡魔襲来っ!本文は6月1日付けにて m(_ _)m オヤスミンコ・アンドロポノフ.......zzzzz

只今のながらCD
the best of theB-52's dance this mess around/the B-52's

お出かけ前の一文

針一本
床に落ちてもひびくような
夕暮がある
卓上のウィスキーグラスが割れ
おびただしい過去の
引き出しから
見知らぬカード
不可解な記号
行方不明になってしまった心の
ノートがあらわれてくる
                      恐怖の研究(抜粋) 田村隆一
[PR]
by alglider | 2006-05-31 10:26 | 日々是口実 | Comments(3)

ご報告....

f0100480_10575813.jpg
 昨夜、バイトに向かう電車に携帯を忘れてしまった。他のところではなく、確実に電車であることは分かっているのだが、如何ともしがたい。いつものジーンズじゃなくゆったりパンツをはいていたから、ポケットにしまうときに滑ったみたいである。そのまま座席に置いて、気づかずに電車を降りてしまったらしい。バイト終了後、駅に問い合わせに行くと、なんたるちやぁっ! JRには遺失物の収集センターが存在しないことが判明っ! 各駅で管理しているという、そんなアホなぁ.....大阪天満宮から終点の宝塚まで13駅、全部に問い合わせろてかっJRさんっ。[神戸線だと姫路にセンターがあるけど]。姫路やとぅ....(`怒´) まぁ、気に入ってた携帯 (前のは水没、今回のはまだ一年経ってないから、ポイント貯まってないし....) を独り置き去りにした私が悪いのだから、北新地と宝塚には電話してみよう。しかし、遺失物の収集センターがないとは手抜きな気がする。んで、口調のみ丁寧な駅員さんが対応してくれたのだが、以下、口調は別とした不思議な駅員の思考内容を記す。

[遺失物収集センターはJRではやっていません]
 是非、やってください。民営化されて何年経つの? 競合路線いっぱい抱えてんのに
[警察に届けを出してください。警察が駅に問い合わせてくれますから]
 本気かっ、オッサン
[同じものが多いからねぇー、プリクラとか貼ってないとねぇー]
 だから、赤いバラの待ち受け出で、って、収集センターないんだろうが、おいっ!
[携帯に電話しました?]
 それで解決してたら、来ませんって
[どの駅で、拾われて、届けられているか分かりませんしねぇ]
 じゃぁ、さっき何ゆえに宝塚に電話したっ、しかも電話にでない宝塚駅っ


 というわけで、携帯止めていますので、私の電話、メール通じませんから。それと、拾い主から連絡があったらヨロシク対応してください。迷惑電話、メールがあったら、逮捕してください....m(_ _)m

只今のながらCD
THE BLUES GANG LIVE/KIMURA ATSUKI & THE BLUES GANG

 約1時間後の、ご報告.....

 んで、その不思議な思考回路の駅員さんに教えてもらった電話番号で宝塚駅に電話を入れる、と、転送されて[お客様センター]へ。おかしいではないか、宝塚ちゃうの? [あのー、宝塚駅ではないのぅ....ですぅかぁ...] めっちゃ不安......

 結果をいうと、駅への電話は全てここへ転送されるらしい。個別の駅には連絡が取れないみたい。おーい、そのこと知らない駅員さんがいますよぉー、警察が別個に連絡してくれる言うてますよぉー、このままやと困ったことになりますよぉーJRさんっ。さっき宝塚に電話してたのは内部電話でレスなしかよぉー、とほほのJR.....。で、遺失物センターも存在する。だよなぁー、フツー。すみません、無いって言ってましたよぉー、各駅で保管するって言うてる不思議なオッサンいてまっせぇー。[お客様センター]が捜索して電話くれるらしいが、こちらからも電話をしてください、との適切な処理でした。待つ身が辛いか、待たせる身が辛いか、だからお互いの連絡を確認する。でも、捜索してくれるいうても、昨日の携帯の忘れ物もそこそこ数あるだろうし、あまり期待せんとこ.....


もう、寝るっ!


只今のながらCD
EAT A PEACH/THE ALLMAN BROTHERS BAND                                                     
[PR]
by alglider | 2006-05-30 10:54 | 日々是口実 | Comments(9)

暗澹たる暴力

f0100480_8411465.jpg


  仮眠をとります.......(_ _;)zzzz......夜の10時までには更新予定です......

 写真は、もちろんEXPO'70ではなくて、JR京都駅ビルの名所(?)の大階段。京都平安会の記念大会の帰りに撮りました。まぁ、初めての人は大概びっくりする異形の駅ビルです。賛否両論あるなか、私は消極的“賛”派ですが、デザイン重視でしょうか、ところどころある透明のフェンスは子供や老人に危険であります。当日なぜかハワイアンの演奏とフラダンスをやっていたけれど、めちゃ季節外れを否めませんでした。現代的なデザインを[遠い記憶]のようにするため、わざと露光オーバーで撮影しました。[さつえい]を変換すると【撮影】の前に【薩英】がでる、いつの時代の重要度なのだろうぅ........

 閑話休題。私はプロレスやボクシング、また映画のハードアクションものなどを見るが、だからといって、なにも争いごとが好きなわけではない。これまでの人生の中で、そりゃ揉め事ぐらいはありましたし、実際の暴力にも遭遇してきました。でもそれは、外を歩けば雨に打たれたり、風に吹かれたりする程度の、だれにでもある普通に想像できる人生の範囲のことです。私個人は現実の暴力というものを、引きこもりとは言わぬまでも、先取りの不安として感じていて、実際回り道などをしてかなり忌避してきたほうです。言ってみれば暴力を恐れて生きたのです。

 断酒会の体験談では暴力の話がよくでます。本人から語られるそれよりも、家族からの言葉はやはりやりきれない。亡くなった今道先生が、ある断酒会で家族の話を聞いて[ようこんだけ悪いことをしてきよったな。おらん方がましやな]とおっしやってました。アル中を助けてきた先生がです(_ _)

 私も酒害者本人でありながらも、家族が受けた暴力の体験談を聞くと暗澹たる気持ちにさせられます。殴る蹴るは当たり前、と言えば全く変ですが、やっぱりベーシックなもののようです。顔を殴ると人目につくので、腹を殴られていたという体験談を聞いたときは、圧倒的な暴力ではなく、圧倒的に自己を防衛しながら相手を管理する支配下に置く姑息周到な暴力に、自分の気持ちをどう整理したらよいのか分からなくなりました。アルコールが理性を抑制し本能をむき出しにさせる、と聞きますが、攻撃と防衛本能が出るのでしょうか.....しかし[本能むき出し]論だけでは割り切れないものを感じます。実際の暴力を振るう代わりといって、奥さんの衣服を切り裂く話に至っては、更に深く絶望を誘います。

 出勤の時間が近づいてきたので、[続き]にします。
 が、圧倒的事実に対しては圧倒的物語が用意されなければなりません。しかし、普通そのような深い闇をくぐり抜けていく才能というか能力は作家が身に付けようとする態度です。だから凡人は[語り続ける]という[行為の物語]をするしかないのかもしれませんが、やるせないし、正直な話、その場への参加はしんどいことです。

今日のながらCD
Shepherd Moons/enya

今日の一文
母の日はたちまち昏れて水中の鼠がねずみとりごとうごく         塚本邦雄


       天武人さん交野断酒会にまたおいでーよー。まってるよー



 

 

 
[PR]
by alglider | 2006-05-29 08:41 | アルコールと自由 | Comments(4)

あぁ心が亡くなる、で、忙しいと読むのね ....ε=└(・_・)┐

f0100480_2325541.jpg

 憂歌団のマネージャーだった[ひでまろ]からMIXIへの招待状が届いた。ウワサのMIXIだけれども、自分から入る気はなかったし、お誘いが来るとは思ってなかった。あの[ひでまろ]までがっ! って感じだったけれども、ウソ、お断りする理由もなくというか興味津々で[ひでまろ]のMIXIに参加 (^o^)/。しかし、自分のこのブログの更新でいっぱいいっぱいなのに、楽しみこなせるのかしらん......こうなるとマイミクシィーにもお友達を増やしていかなあかんみたいやし......ってやる気じゃんっ!

 で、今日は今日とて、京都平安会の記念例会に行く約束をMちゃんとしてるし....1000円散髪の100円割引券っ!が5月いっぱいやし......夜から郵便局徹夜バイトの連荘やし.....髭剃らなあかんし......あぁ忙しいっ

 続く....(^^)v

只今NHK/FMラジオ深夜便を聞きながら

 朝9時に目覚ましをかけていたが、7時半に目が醒める。以前にも書いていた睡眠障害がずっと続いている。障害は障害なりにリズムがあったのだけれども、徹夜バイトを始めてから、まるでキース・ムーンのドラミングのような、クレイジーな変則リズム睡眠になってしまった。今日も5時に寝て9時に起きる予定だったのに.......

 また、バイトを始めてから、どうも夢の内容が変わってきた。上手くは言えぬが、今までに彷徨ったことない夢だ。以前をAとするならA'へ、といったカワユイ変化ではなくて、いきなりのZである。夢の世界にも、やはり今までに見てきた馴染みの風景や世界があるから、突然見たこともない夢の世界へ連れていかれても戸惑うばかりである。

 それと、これはバイトのせいだと分かっているのだけれども、急に睡魔が襲う。映画館で眠たくなったときって、もうダメでしょう。あれってじわじわくるけれど、映画館的睡魔がTPOを無視して私を急襲する。抗うことができない。ときに断酒会の司会中に仮眠をとってしまう。たはっ。

 まとめ。急な睡魔に異邦の夢。

 今から京都平安会の創立33周年記念大会へ行っちまいります。で、多分、急な睡眠に異邦の夢、になると思います。たはっ

 続く....(^^)v

只今のながらCD
SOLITUDE STANDING/SUZANNE VEGA


 京都平安会の記念大会から、急な睡魔に異邦の夢に陥ることなく一時帰宅しました。

 入院中の主治医だった杉浦先生が[京都新聞に、家庭のゴミを捨てていると思っているご主人が45%で、主人がゴミを捨ててくれていると思っている奥さんが12%。買い物をしていると思っているご主人が12%で、そう思っている奥さんが4%、という記事が載っていました。ご主人の思いの三分の一しか奥さんは認めていないんですね。これは普通の家庭の場合です]

 会場に笑いが起こったが。どう解釈すればよいのか? これがアル中の信頼回復率なんて回数で測れないものになってくると、酒害者の加と被の間でどれだけの%になってくるのだろうか? あなおそろしや。私は家庭のゴミ、生ゴミもプラゴミも不燃ゴミも捨ててますよ。だって、お咲きさんは捨てに行きませんから(^^)/ 私のゴミ捨て率100%でございますです。

 ではでは、仮眠して異邦の夢を彷徨い、へてから徹夜バイトに出発っ......あぁ心が亡くなる、で、忙しい......

只今のながらCD
BBC IN CONCERT1972-3/BAD FINGER

今日の一文
めをほそめみるものなべてあやうきか あやうし緋色の一脚の椅子     村木道彦


       天武人さん交野断酒会にまたおいでーよー。まってるよー
[PR]
by alglider | 2006-05-28 02:32 | 日々是口実 | Comments(3)

さだかではない…

f0100480_17224776.jpg

 断酒会やAAに限らず、組織、まぁそんな堅い響きでもなくて人の集まりに参加していると、規則や基準というものが生まれてくる。喫茶店で話しているわけではないので規則・基準は必要なのだが、やっぱりそういったものは最小最低限であった方が好ましいと思う。T断酒会のI氏は[断酒会ゆうてもエエとこばかりやない。平気で人の足引っ張りよる。気ぃつけた方がよろしい]と公言してはばからない。I氏が何を見たり経験されたのかは知らないが、断酒会でお酒が止まった人が多くいるという総論は信じても、眼前の自分が参加している断酒会=各論はそうはいかぬわけで、個人個人で感じる違和感は、それこそ素直に大切にした方が良いのかも知れない。従うも疑うも素直な心、というわけである。

 良い悪いとは関係なしに、人が集まると偽悪の負の優越感というものが発生する。無縁でありたいと思うが、ひとたび考えだすと、こういったものは、無縁であるか否かはさだかではない。のたうち回り日に救急車三回呼んだ、幻覚幻聴で殺傷事件に発展した、自分の家に放火した、などと聞かされると、離脱がそれほど酷くなく幻覚幻聴もなかった私は、同じテーブルに着いているのが申し訳なくなってくるほどだ。スミマセヌ。本当の話、私は脂汗が出ることも、こむら返りすることも、[おぅ、アル中の症状がでてるやん]と、何故か楽しみにしていた節もあるのだから、何をか況んや、である。

 一番初めに体験談を語る人がそういった離脱の内容の事を話すと、必ずと言っていいほど、次の人は影響を受けるから同じ内容で話は受け継がれる。[私の場合は云々][そう言えばワシにもこんな経験が云々]となることが間々ある。それで私の番がくるとトーンダウンしてしまうてなことも度々あったし、初めのころは無理に負の体験を誇張したこともあった。今では話の流れには乗らないことにしていて、その日自分に必要なことだけを話すように心掛けるが、この自分に必要なことの判断が意外と難しい。

 体験談を話すということは、自分自身の物語を作ることだと思うのだけれども、[幽霊の正体見たり枯れ尾花]で、幽霊の真実を語るか、枯れ尾花の事実を語るのか、で随分とその人の物語は変わってくる。私はといえば[幽霊]派の語り部でありたいと思っているし、そこに体験談を聞く価値があると思っている。圧倒的な事実の前には、為す術を持たないが、基本、事実というのはアル中はアル中であってもみなそれぞれということだ。

 まぁ、そんなこんなで、時には断酒会でそういった居心地の悪さを互いに感じあっているのかも知れない。そして、その居心地の悪さを互いに是正していくために、体験談は虚々実々を混濁しながら素直な方向へ澄んでいく、ということになれば、結果、そういった、ある種の居心地の悪さは、所謂、必要悪というものかも知れぬが、さだかではない........

今日のながらCD
Maybe you've been brainwashed too./ИewRadicals

今日の一文
演習の機関銃音にまぎれしめ人を射ちたる真夏がありき        齋藤 史



       天武人さん交野断酒会にまたおいでーよー。まってるよー
[PR]
by alglider | 2006-05-27 17:22 | 回復過程 | Comments(1)

まわるまわるよ......

f0100480_833190.jpg


  仮眠して、マイ断酒会へ、帰宅後更新ですから遅くなります.......(_ _;)zzzz......


 自販機を求めて彷徨い歩くのではなく、自販機を軸とした散歩コースが出来上がっていた。何パターンかあって、となり町までの子供のお使いコースやアップダウンのある健康コース、お肌によろしくない日がな周回コースなど。ビールを飲み干すころに、次の自販機が見えてくるようになっていて、結構トイレなどもうまく配置されていたのである。秀逸。でも、一番は、家から20分ほど歩くと整備された大きな府立公園があって、そこのベンチでビールを飲みながら本を読む。だいたいロン缶を4つぐらい持っていって、ちびちびやりながら本を読む。私のビールの飲み方は、本当にちびりちびりで、天気の良い日にはビールが当然温くなるのだが、気にしない。気にならないところが、またアル中である。

 ビールもなくなり、読書も一区切り着いたところで、さらに10分ぐらいのところにある回転寿司に行く。ロン缶2リットルでほろっといい感じ、というか、思考に狂いが生じ始めているのだ。[何か食べないと体に悪い]と回転寿司に行くことに理由をつける。そのころ食事っていっても、ほんの少ししか受け付けぬ。要は、更にビールを飲みに行くのである。

 そこの回転寿司屋は、ビールがセルフなのである。コインサーバーなのである。ジョッキをセットして400円を入れると、こっくんこっくんと、メカがおつぎあそばすのである。それをカウンターに運び、口に運びながら、回る寿司を眺める。昼下がりであるから、お客はまばら、しかるに、寿司自体も閑散と申し訳無さそうに回っている。一応回転してますよーっ、って感じである。当然ネタの種類も少ない。食べることを目的とした人なら、ここで注文をする。[中トロ、ホタルイカ、鯛、エンガワ、赤だし、ついでに茶碗蒸し]てな感じであろう。

 で、私といえば、一杯目のジョッキを空け、またコインサーバーに向かう。そしてまた、寿司の回転を見つめる。たまに、ショウガを摘んだりする。が、寿司に手を伸ばす気力が湧かぬ。そうこうしているうちに、またジョッキが空になる。また、腰を浮かせる。

 んで、空ジョッキを5つほどカウンターに並べたところで、困り果てるのである。私は、決して嫌がらせの客ではない。ビール5杯飲めば2000円、全品100円のこの回転寿司屋にとっては優良客である、胸を張ってもよいのである。で、あるが、このままではレシートは0円である。ビールの2000円はコインサーバーが飲み込んでいるのだ。空のジョッキが、嫌がらせの客ではないことを証明してくれるが、お金を支払わずレジを素通りする酔客を、ありがとうございましたと、見送る方にとってはただならぬことであるに違いない。

 で、私は無理をして、自分の食欲を総動員して、皿に手を伸ばそうとするが、かなわぬ。[そうだ、一番向こうに見えているマグロが目の前に回ってきたら取ろう]と、自分に言い聞かせるが、いざ近づいてくると、やっぱりスルーである。[よしっ、あそこのコーナーを回ったばかりのエビはどうだろうか?]なんて、考えているうちにお客は減っていく。私は優に2時間は座り続けている。てなことを反省している間にエビは通り過ぎて行ってしまう。たはぅ.....。やっとこさで、イナリや新香巻きなどの生でないものを、ふた皿食べて、レジに向かう。マニュアル通り[お寿司ふた皿でよろしかったでしょうか?]とアルバイトが尻上がりの声でとどめを刺す。長い昼下がりを過ごさせていただいてありがとうござる、と消費税を入れて210円をぽつりと払う。[ありがとうございました。またおこしください]と、また若いアルバイトの女性店員が、やや早足で立ち去ろうとする私の背中に向かって言う。愛想が辛い、が、自分では如何ともし難い。

 んで、次の日も公園に行きビールを飲んで本を読む。そして、思い付いたかのように[何か食べないと体に悪い]と自分に言い聞かせて、回転寿司に行く。そんなことが、長く続いていたのであった。とほほほの

今日のながらCD
TEARS ROLL DOWN(GREATEST HITS 82-92)/TEARS FOR FEARS

今日の一文
まわるまわるよ時代はまわる
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩きだすよ            時代/中島みゆき


       天武人さん交野断酒会にまたおいでーよー。まってるよー

 
[PR]
by alglider | 2006-05-26 08:33 | 回復過程 | Comments(4)

涙が出ないのはなぜ…

f0100480_8522397.jpg

 夜の11時45分から朝7時半まで。バイトの拘束時間が7時間45分、睡眠が5時間ほどだから、で、残りは11時間15分となる。かなり優雅である、はずが、短い。とても短く感じる。自由時間で過ごす昼夜逆転はそれほど苦にはならぬのに、少しバイトするだけで、心が急くというか、だれかに時間を盗まれたかのようだ。ブログ更新もままならぬ感じである。ほんに時間は心の流れであることよのう、お咲き.....

 断酒会の体験談で、親の葬儀のときの話がときどきでる。[出席させてもらえなかった][喪主にもかかわらず、弟にすべて仕切ってもらう状態だった][その間、堂々とずっとお酒を飲んでいた][人前でお酒を飲んでも、咎められないことを喜んでいた][涙もでなかった]などなど.......

 そんなとき私も母親が亡くなったときのことを思い出す。クリスマス・イヴの早朝、癌であった母は淀川キリスト教病院のホスピスで息をひきとった。お酒は昼夜問わない日常的 なものだったが、母親の[よりよく死んでいくための]入院あたりからおかしくなった。個室だから、冷蔵庫にビールを冷やし、ベッドを眺めながら朝まで飲む看病(といっても、モルヒネで寝ているだけなのだが)だった。

 早朝の死は慌ただしく、葬儀屋がノートパソコンでちゃっちゃっと段取りを決めていく。[家紋は?][はい、左巴の縁なしです][祭壇は?][はい、中の上で][ご遺影は?][あぁ、笑顔じゃなくて、これを切り抜いてモノクロで][花は?]。当日、父は腑抜けになってしまい、依存症だが10年ほどお酒を止めていた兄が、放っておくと葬儀屋に仕切られそうになるのを、こちらら側に引き止めた。私は、近くの自販機にいったり、控え室備え付けの冷蔵庫からビールをだしたり、ドライアイスに埋もれた母に平行して横になったりしていた。

 アル中は、世間で飲んではいけない、ときになると飲みたくなる。しらふで目の前のことに対応できない。飲んではダメというマイナス地点から飲むと、酔い達するまでの落差が大きいから、アルコールの報酬効果が相乗効果でウルトラ倍増してしまう。そして、アル中がお酒を止めてから、生きづらいのは、なにも心の問題だけでなく、しらふで向き合う現実をこなしていくスキルの問題だったりもする。だから、ダブルバインドである。

 母の葬儀のときも父の葬儀のときも、私は涙はでなかった。涙で悲しみや、故人への思いが計れるものではないが、先の体験談のように[涙もでなかった....]という言葉がでてきたりする。涙なんてどうでもいいじゃないか、と言えるかも知れないが、[涙が止まらなくてね]とか[不思議と涙がでなくて]という感情の流れを、素直に見詰めてみたい。[あぁ、私はこのように涙している]とか[涙が出ないのはなぜ]というふうに。で、[涙を流さなければ.....]という脅迫もまた酔いの感情のような気がする。そこからは私は離れていたいと思う。捻くれ者のせいもあるが、自然な感情って難しいっていうか、気がつけば終わっている。余韻しか残さない。感情の渦中にいるときは、例えば[涙]なら、人は[涙そのもの]になってしまっているのだろう。

今日のながらCD
GETTING READY..../FREDDIE KING

今日の一文
人も羨むよな仲が いつも自慢のふたりだった
あなたとなら どこまでも ゆけるつもりでいたのに
突然の嵐みたいに 音を立ててくずれてく
涙が出ないのはなぜ 教えて欲しいだけさ
                           わたしはピアノ/桑田佳祐
[PR]
by alglider | 2006-05-25 08:52 | 回復過程 | Comments(2)

岡林信康さんとの思い出

f0100480_9431374.jpg

 先日会った、炎のストリッパー、ヨーコさんの全国津々浦々の劇場を回っている話を聞いて、若い人は知らないだろうけれど、フォークの神様と呼ばれた、岡林信康さんのツアーマネージャーを何回か手伝ったときのことを思い出した。もう20年近く前のことだけれども。そのころの岡林さんは『ベア・ナックル・レビュー』というギター一本のツアーをやっていた。興業主がいるツアーではなく、村の青年団や商店会などが自主的に企画したものに応えるというもので、おらが村でわてらの町で歌ってくれ、と呼ばれていくのである。ツアーの名前のごとく、ギター一本と歌で勝負、裸の拳のツアーなのだった。

 地方に呼ばれて行くことがほとんどで、行ったところでお国自慢のもてなしがある。岡林さんは、声、喉の調子を整えなければならないから、コンサートの前日はお酒を飲まない。終了後の打ち上げには、主催者の労をねぎらう意味もあるし、その場の感動を共有するために出席する。しかし、新潟に行ったときの打ち上げは調子が悪くって、岡林さんが「僕はちょっと失礼します。代わりにマネージャー差し出しますわ」てなことを言ったものだから、私は村の青年団に拉致されて事務所のようなところに連れていかれた。新潟といえば酒どころ。旨い日本酒が一升瓶でごろごろと並んで私をもてなす。飲めや飲めやで、前後不覚意識を失うまで飲まされたor飲みました。そのときのお酒が〆張鶴で、その後、私のお気に入りとなった。

 岐阜にいったときは、う〜んとうなってしまった出来事があった。岡林さんは、ステージのちょい前に、軽くうどんを食べることが多かった。だいたい、ステージ前ということに気を遣ってか、関西に気を遣ってか、やっぱり軽くきつねうどんあたりが出てくる。しかし、その岐阜では、岐阜って名古屋文化圏なのね、悪気はぜんぜんないのだろうけれど、味噌煮込みの餅入りのちゃんぽん風うどんが出てきた。これは、いくらなんでも歌う前に食べるものではない。ステージ前に完全に満腹なってどうするの......たはぅ。岡林さんも、口をつけた程度だったと思う。そのときの私は名古屋文化の無神経さを呪った、いついかなるときでもお国自慢かっ..... お国自慢は打ち上げのときにしてもらいたいものだ、と。

 で、私はそのころ髪を長く伸ばしていて、よく岡林さん本人と間違われた。自分でも似ているところがあるなぁ、と思うから仕方がない。ギターをセッティッングしにステージ(村の体育館の舞台といったほうが正確か)に出ると拍手が起こる。頼まれてお茶などを買いに外に出ると、開演を待っている人から声援を受ける。だいたい、開演直前に本人が自販機に向かって小走りするか? おかしいでしょ、ったく。全然関係ない食堂でも色紙を持ってこられて、まったく知らぬ人でもないので、困ったことがあった。

 んで、岡林さんが、どこかの店に飲みに行ったとき[あんたにはツケがある]と言われたそうで、それが回ってきて私がツケをしていたことになったことがある。私がカタリを.....たはぅ。岡林さん、もう一回言っときますけど、私は無実ですよー!

 お国自慢の楽しみといえば、お酒であったが、それも叶わぬ。岡林さんの好きだった、広島の純米酒[加茂泉]も飲めぬ。代わりに、もみじまんじゅうに舌鼓である、ポンッ!

 これから一日中外出で、それから徹夜バイトに入るので、ブログ更新はここまで。上の写真はマンションの裏山竹林の木漏れ陽でござんすすすす........

只今のながらCD
Dream Of Life/PATTI SMITH

今日の一文
ふたひらのわが<土踏まず>土をふまず風のみ踏みてありたかりしを    齋藤 史
[PR]
by alglider | 2006-05-24 09:43 | 日々是口実 | Comments(1)

アル中ってマイノリティー?

f0100480_8485759.jpg

 散歩もかねていつも歩かぬ通りをぶらぶらして、ゆっくりとバイト先から帰ってくると、朝の10時前だった。久し振りにNHK教育の番組を見る。9時から12時までは小学生を対象にした教育(?)番組で、これがめっぽう面白くてファンなのである。昼からの仕事をすることが多かったので、何年も続けて見ていることになる。4月の番組改編でも、あれが残って、これが無くなるかぁーと、プチ評論家気分。で、最近秀逸なのは、何と言っても[ピタゴラスイッチ]ピタゴラスイッチ-wikipediaだ。NHKは時々、民放がやらぬハイセンスなナンセンス番組を作る。[ハッチポッチステーション][クインテット][日本語で遊ぼ][体で遊ぼ]などなど、子供は無条件で楽しみ、大人はその隠し味にニンマリとする。近所のスーパー、イズミヤで[ピタゴラスイッチ]のアルゴリズム体操が流れてきて、店内で体が動いてしまった。
 そうそう、小学5年の理科[サイエンス ゴーゴー]に吉本の知る人ぞ芸人だったの幹てつやを起用したのも快挙の一つです。

 閑話休題。大阪梅田の堂山界隈といえば、セックスフリーのサンクチュアリで、ホモやビアンやオナベやシーメールやジョソコの人が、夜な夜な集っています。私がよく飲みに行っていたMJ(今も、茶、しに行きます)が入っているビルは、ぜーんぶホモバーでMJだけがノンケ(また違った意味でここはクレージーなのですが)でした。ノンケのバーの方が肩身が狭いw。

 その界隈に●●館っていう[発展場]があります。発展場というのはホモの出会い旅館というか、ホモだけのサウナっていう感じかな、うまく言えませんが、とにかく、ホモ人間関係の[発展]を求めに行く[場]なのであります。まぁ、バーで遅くまで飲んで、帰れないから泊まるっていう利用もあるんでしょうが.....。

 で、断酒会やAAも[発展場]的な[場]なのだと思う、今日このごろ。多くの友達やまた家族もなくして孤独であったり、自分を許せないために孤独であったり、同じ悩みや後悔や[明るい]未来を共有する人が、その場でしか語れないことを語り、人間関係を再構築していく......って書いて思ったんだけれど、ホモを公言して芸能人になれるけど、いくら、所謂バラエティーというものに才能があっても、アル中を公言してタレントにはなれないかも......そう考えるとアル中って、今さらながらに、かなりマイノリティーだ。やはり、破壊したものが大きい。ホモって何も破壊していないし、人間関係の中で人を巻き込み傷つけたりしていないもんね。単に性のマイノリティーであって、社会問題としては人権の問題であって、社会的被害者、弱者ではあるかも知れないが、加害者ではない。

 って、初めに書こうと思っていたことから、ズレてきて、アル中って、病気といえどもかなり認知ってのは難しいことに思い当たってしまった。[場]のことを書こうと思っていたんだけれども、頭の中はマイノリティーのことに......アル中にとってマイノリティーってどう意味付けしたらいいのだろう? マイノリティーっていう言葉を用いること自体が間違いで、なんか、このぅ、今、頭ん中に浮かんでいるモヤモヤをややこしくしているのかなぁ......

 ダメッ!だっ。頭が働かなくなった。ペンディングっていうことで........テンツクテンツクテンツクテン

追記/マイノリティーっていう言葉をどこかの断酒会で聞いて、オートマティックに使ったけれど、やっぱりマイノリティーはアル中には適当な言葉ではないなぁ。基本、病気だもんな。アル中に関連する偏見はマイノリティーっていう視点では解けないし、問題を見誤るような気がする。どこで聞いたんだっけ.....


今日のながらCD
BOOTLEG LIVE/THE STRANGLERS

今日の一文
男囚のはげしき胸に抱かれて鳩はしたたる泥汗を吸ふ      春日井建
[PR]
by alglider | 2006-05-23 08:48 | アルコールと自由 | Comments(4)

月派

f0100480_818438.jpg

 眼鏡を壊してしまった(ToT;) 徹夜明け、やっぱり疲れているのであって、うかつにも眼鏡の鼻にかける部分を、机と手でもって、梃子の原理を利用してポキッとやってしまった(分かります?)。+1.0とか+1.5という出来合いの眼鏡だが、100均ではなく、3000円弱という私にとっては高価な買い物で、デザインも気にいっていたので、とってもつらいわー.......。また、これがアロンアルファでもくっ付きやがらない。あのバイクが壁にくっついたアロンのCM作ってた責任者出てこいっっっ!グスン.....

 で、帰りの車窓の風景は、遅い五月晴れで、家々の瓦や壁、木々や広告塔まできらきら光っていた。前々回[お酒を止めてから退屈しない]って書いたが、きらきら光る風景を見ていて気づいたことがあった。意識するにせよしないにせよ、否、むしろ無意識の領域で、この風景の情報が頭に満ちていて退屈しないのではないかしらん、と。知らぬ間に様々な風景、見えるもの聞こえるもの触れるもの、が頭の細胞の中を満たしていて、なぁ〜んの行動を起こさず、ぼーっとしていても退屈しないのではないか、ないか道頓堀よ と発見したのだ。

 お酒を止めている人からは[こんなに花が美しいなんて]といった感嘆がよくでる。次に続くには当然[お酒を飲んでいたときには、この美しさに気づきもしませんでした]である。で、これは昼の風景である。依存症者はやはり飲み歩いた夜を無意識に避けているのだろうか? 聞く事は聞くが、[昨夜の月が美しくて、飲んでいたときは.....]というのは、滅多にない。でも、あの悲惨な朝酒、昼酒も忌避したいはずなのになぁー、なんて考えていると、朝三暮四じゃなくて、晴耕雨読でもなくて、とにかく日の出と共に起き日没と共に寝るっていうか、まぁそのー健康的な生活を実践している人が多いのである。

 で深夜徹夜バイトであるから、これは断酒人としてはいかがなものかっ! むふふふ、でも私は捻くれ者だから大丈ビ。もともと月派であるし夜想の人である。夜の月は月で十分愛でるし、樹々の夜影も好きだし、夜の川面も素敵だ。でも、気を付けなければならないのは、自ら輝かぬのに輝く、という月のメタファーはアル中に直結しているところがある。というのは、酔いは自ら輝かぬ人を輝いているように錯覚させるからだ。時にはよいのである。普通の飲み方のできる人にとっては、プチ非日常、輝く人になってよいのであるが、中はいけない。ずっと錯覚しっぱなしで、本当に輝かぬ人となって、メタファーどころか銀河系から追放されてしまうのである。

 でも、頭と鋏と言葉は使いようで、悪い面ばかりじゃないというか、当然両面ある。誤解されたら困るんだけれども、自分で書いておいてなんだけれども[自ら輝かぬ.....]という考え方は正常に考えるなら実に素敵な考え方だ。

 化粧はせぬが、今日も夜の仕事に出かけます。今夜もご指名よー.......(^^)v

今日のながらCD
HARRY NILSSON'S GREATEST HITS/HARRY NILSSON

今日の一文
一房の藤の垂り花夜の底の地中にふかく伸び入りにけり       齋藤 史
[PR]
by alglider | 2006-05-22 08:18 | 回復過程 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
プロフィールを見る
画像一覧